NoName

Open App
2/5/2025, 2:19:57 AM

永遠の花束

永遠(とわ、えいえん)とは、物事の変化を認識するための概念である時間に対し、変化しないものの概念であり、常に移ろい過ぎ去っていく時間に対し、不変のものを言う。また、時間が有限であるのに対し、永遠であるということは無限、無期限であるということでもある。
有形、無形を問わずそれが何時の時点から存在するかを推し量れない過去から有る、元元・本来ある、またはある時点から存在している、いずれであってもそれらが過去から現在に、さらに際限のない未来へと不変の状態や形式で無限に存在し続けること。
芸術や哲学、宗教にとって、重要なテーマである。

Wikipedia引用


永遠とは生きているものにとって一生答えの出ない問いかけだろう。

先日、亡くなった祖母の部屋を掃除していた時の事だ。部屋の引き出し一杯に沢山のアルバムと写真を見つけた。そこには昔の白黒写真や父や叔母の幼い頃の写真が沢山入っていた。
いつだったか見せてもらったおばあちゃんの子供の頃の写真もあり、ついつい片付けの手を止めて見入ってしまった。私から見て大叔父に当たる人がセーラー服を着て軍帽を被っている写真や昔の地元の写真。話した事もないおじいちゃんの写真。従兄妹や兄弟の幼い頃の沢山の写真。
笑顔、仏頂面、泣き顔、怒ってる顔、真剣なそれでいて目の奥に憂いを帯びた覚悟を決めた顔、家族団欒の風景。どれもその時代のそのときのかけがえのない時間の1つだ。
写真には語り部のようなものだと思った。過去の事を新しい世代へと語り継いでいく。
写真は色褪せる。歴史の年月がそこにあると言うことなのだろう。
この先も写真は増えていくだろう。
今を生きる私たちが残して行くもの。これからの世代が残していくもの。
それらを並べた時
きっと花束のように綺麗なのかも知れない。

2/1/2025, 2:50:08 PM

またね。
お互いに笑顔で言っていたね。
また明日。
学校終わり、下校中の帰りの別れ道で手を降って言いあったね。
楽しかった苦しかったあの頃の出来事。
もう色褪せてしまってくしゃくしゃにして捨ててしまいたいのに、今の私を作った一コマ。
ずっと心の奥深くに巣食ってズキズキと痛む記憶。

お互いにさよならしたのに、楽しかった一コマが直ぐにはさよならさせてくれないね。

苦しいな。
楽しいな。
しんどいな。
嬉しいな。

私と友達でいてくれてありがとう。

ばいばい。


1/31/2025, 12:04:54 PM

何も無い。正確には見えない所を歩く。
周りは暗く、音もしない。
前に道は無く、誰もいない。
ふと自分の後ろを見ると足跡が、道がある。沢山の影のようなもの達が蠢いている。でも後ろへは進めない。
自分の足を掴んでいる影もいるが振り払うことが出来ない。
身体が足が動かない。
この真っ暗な世界を只管前に歩き続けることしか出来ない。
この世界に出口はあるだろうか。