七汐

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10/9/2024, 2:54:48 AM

朝起きて急いで着替えてとりあえずバナナを口に入れて歯磨きしてトイレ行って駅までダッシュ

「座れないかなあ」と思いながら電車に乗るけど目の前の人は降りてくれなくて

「授業で使うんだった!」とコンビニへ向かってデータの印刷

「時間無くなっちゃう!」と早足で教室へ向かえばまだ先生は来てなくて

授業まであと5分
ほっと一息



「束の間の休息」

10/1/2024, 2:16:17 PM

たそがれ

黄昏

誰そ彼


名前も顔もわからないけれど、
昼間に会っても私の頬を撫でるその優しい手つきで
当てることができるでしょう



「たそがれ」

9/30/2024, 6:31:24 AM

多く収納出来るようになったクローゼット

いつもより広々使えるベッド

掃除のことで喧嘩しなくなった浴室

リモコンの取り合いをしなくて済むテレビ

服が裏返しで入れられてない洗濯カゴ


ああ清々した



「静寂に包まれた部屋」

9/20/2024, 5:42:14 AM

あるくあるく 歩く歩く
あの人を追いかけるために

どんどん どんどん
あの人の隣へいくために

足の速いあの人は
ぐんぐん ぐんぐん 進んでいく

背の高いあの人は
カチカチ カチカチ 歩いていく

足の遅いわたくしは
コチコチ コチコチ 進んでいく

ああ 嗚呼 秒針さん
あなたと重なったその時に
時間が止まってくれたなら



「時間よ止まれ」

9/18/2024, 10:50:09 PM

自分が綺麗だと思ったものを見せたくなるのが”愛”だと
どこかで聞いたことがある

満点の星
眩いほどに輝く夜景
空に馴染むように昇っていく太陽
息を呑むほどに真っ青な青空
青、水色、紫、赤、オレンジと変わっていく夕焼け


ああ 君に伝えたい



「夜景」

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