渡り鳥

めーーーっちゃ

好き

風に乗ってくる

透き通った優しい声で

時たまに可愛いねなんて言ってきて。

困ったやつだな。とか

優しく言ってくれる

急に現れたきみが好き。

さらさら

出会った頃は毒でした。

ドロドロとして依存しあって、

締め付け合うほどの泥沼さ。

今になってお互いを見てください。

冷めきっている。

だけど私は水のように

何事も無かったかのように関わるけど

今もずっとどろどろしています。

縛り付けたい。

透明な水にも毒は潜みます。

皆さん気をつけて。

これで最後

君に手を繋ごうとアピールしても

一緒に寝ようと恥ずかしながら言おうとしても

君は振り向いてくれませんでした。

でも最後まで拒むことはせず。

なんて卑怯な男なんだろう。

今日、君と会って

次はないなと思いました。

君の名前を呼んだ日

忘れました。

君に、さんを付けなくなった日

だんだんと尊敬の意が薄れて

雑に扱ってしまう。

そしていつの間にか。いなくなって。

さん。をつけていたら今も君といれただろうか。

やさしい雨音

目の前の景色を見て

1人傘をさすことができません。

一緒にさすこともできないし、

傘を譲ることもできません。

ただただそれを見つめることしかできない。

優しい人が傷つき涙を流す日々が

続かないよう

私たちにできることはないのでしょうか。