進藤路夢

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5/4/2023, 11:30:47 AM

実は昨日、魔女の宅急便を見たんですよ。
そうなんです、娘がまだ小さいので、本当にヘビロテですよ。

そのね、始まりがこれなんです。
雲が流れる大空を見ながら、寝転がる、キキ。

これね、この後、キキは旅立つんです。
13歳の魔女の試練として。

それをね、ウチの娘5歳は完コピなんです。
ワタシもね、父親役やるんですよ。

「ワタシのカワイイ魔女をみせておくれ」
っていうシーンやるとき

何回もグッとくるんです。

ええ、昨日も来ましたよ。

何? 結論?
寝転がって、雲が流れてたら

つらいよね・・・

5/3/2023, 7:41:34 PM

え? なに?
ありがとうって言いたかったけど、言えなかった話?

うーーん
この前、知らないじいさんがさぁ、当たってるのに席立ったからそのまま打たせてもらったのよ。
それのありがとうはあるよな。
うん? ああ、パチンコパチンコ。
そうそう、球のほうね。

他? 
ああ、スロットもあるよ、スロットも当たり確定でてんのに、おばさん帰っちゃってさ、ありがとうっての言いそびれてるのよ。

他?
そうねぇ、トイレ行ったら、しらないおじさんがよ
「次、3-7な」って急に言われて、それ買ったら当たりよ。あ、馬ね馬。舟とかチャリはやらないのよ。
あのおじさんにはありがとうより、次は何って聞きたいよな。

うん? 
もういい。ああそう。
ありがとう? いいってことよ。

5/2/2023, 8:19:19 PM

高校時代に野球に明け暮れた俺たちは、久々にその時の監督と飲む事になった。

なんと、俺たちが出場して以来10年ぶりの甲子園出場、そしてベスト8という好成績を残したからだ。

はじめは照れくさそうにしていた監督。
俺たちも
「監督、丸くなりましたね。昔はもっと怖かったですよ」

「監督、優しくしないでください。もっと怒って下さい」
など、和気あいあいとしたものだった。

最後に監督は目に涙を浮かべ
「お前達の代で甲子園に行けるのは最後だと思っていた。それが今年行けた。さらに、お前達にここまで祝って貰えた。ワシはワシは、こんなに幸せな事は無い」

その言葉に皆、下を向き頷いていた。監督の涙を見たのは甲子園で負けたあの日以来だった。

そこへ、間が悪く、居酒屋の店員が入ってきて
「すいません、ラストオーダーになります」

一瞬空気が緩んだ瞬間だった。
そしたら1人の人間が
「すいません、生中1つ」

すかさず
「お前は皆の分の注文も聞け!」
監督のツッコミが入った。
あの頃の監督を見ているようだった。
これ!これ!
座が一気に湧いた瞬間だった。
監督まだまだお元気に、あと何年も甲子園目指して指揮してください!!

5/1/2023, 8:04:30 PM

あ、ちょっと新人君、こっち来て。

君ね、クライアントと打ち合わせして、要望聞いてきたの。

これね、0点。
やっちゃダメな事してる。
うちの先生に見られたら、めちゃ怒られてたよ。

特にこれね

『カラフルな感じ』
 
カラフルって色は無いの。
イヤでも色の追求はするから、どういう方向性かを聞いてこないと、色なんて無限にあるのよ。

これなら、聞いてないのと同じ、いい!!

はい、あっち行って。

うん? 何?
お弁当?
何があるの?
幕の内・・・

あのね!

え、先生のリクエスト
・・・
・・・

いただくわ。

4/30/2023, 8:06:07 PM

ああ、そこでやれば絶対成功すると思ったんですね。
そうですね、その場所でやってた人は凄かったですもんね。
そこをそのまま譲り受けて、同じようにやれば良いと。
あなた、この道何年ですか? 20年。
私、門外漢ですけど、その仕事ってそんなに甘いもんですか?
 
ですよね。
そういう方、多いんですよ。
いわゆる楽園幻想。
どこかに素晴らしい楽園がある。そこに行けば万事オッケーみたいな。

違うんですよ。
自分がいる場所を楽園にする事なんです。

前の人にとっての楽園はあなたにとって、楽園かどうかなんてわからないんですよ。
さぁ、作りましょう。自分の楽園を

そして・・・
あ、帰っちゃった・・・
まだ続きが・・・

そしてまた壊し、そしてまた造る。
それが人生です。

そこまで、聞かずに・・・


またどうせ来るか。

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