お肉がついたぁ、、、
柔らかそうな頬を触りながらキミはムスッとする
そうかな?気持ちよくて好きだけど?
ツンツンと指で頬をつつくと
やめてよー!わたしはイヤなんだから、、、
なんて言いながらも赤く染まった頬を僕は見逃さない
クスリと微笑んでもう一度
好きだよと伝えると、やっぱり出てくる言葉は否定的で、だけども声は嬉しそうで
キミの心はいつも分かりやすく裏返し
キミのこともっと知りたい
ダメ、教えない
なんでだよ、、と不貞腐れたボクを見つめてキミはボクの唇に人差し指を当てる
少しくらい秘密がある方がいいこともあるのよ
それに、、
知り尽くしたら飽きちゃうかもでしょ?
だから、少しずつわたしを暴いていってみて
不敵な笑みを浮かべてキミはスっと踵を返し歩き出す
こんなキミは初めて見た
あぁ
こうやって少しずつキミを知っていく度にまた好きになるんだ
キミには敵わないや
テーマ ブランコ
ゆらゆら
ゆらゆら
夕焼け空に少しでも近づきたくて
ゆらゆら
ゆらゆら
あの高い屋根の向こう側を見たくて
ゆらゆら
ゆらゆら
見える景色はころころ変わる
まるであの人のココロみたい
テーマ 旅路の果てに
人生という旅路の果て
どこに到達するのだろう
わたしはどんな旅をして
どんな人たち、物事と出会って
何を感じ、何を思い
どんな感情を抱き、感化されるのだろう
旅をしていれば天候も変わる
平坦でいい道ばかりでは無いはずだ
だけどそれらは
偶然であってもその時の自分に必要なことなのだと捉え
悪天候の日でも
キツい坂道でも
しっかり向き合っていきたい
すぐに進まなくてもいい
休むことを選んでもいい
逃げることを選んでもいい
ただそこに後悔は残さぬよう
じっくりと考え
納得するまでその場で足を止めて
また旅を続ける
その先に何があり
どこに到達するのか
行ってみなければ分からないのだから
ただ、果てはこうありたいという希望は
忘れず持ち続けて、、、
わたしは昨日恋人から別れを告げられた
どうすれば回避出来たのか考えた
楽しかった頃を思い出して
散々涙を流した
泣きすぎていつの間にか眠っていたんだろう
カーテンの隙間から差し込む光がわたしを呼び覚ます
何故か頭はスッキリしていた
泣いても塞ぎ込んでもこの現実は変わらない
それならいっそ、、、
冷たい水で顔を洗い腫れた瞼を冷やし
綺麗にお化粧してオシャレして
お気に入りのパンプスで街へ出かけよう
きっと昨日までとはまた違う景色が
私を待ってる
あなたが居なくても私の幸せは私の中にある
さあ、光を浴びて前を向いて歩こう