5/31/2024, 10:38:43 AM
孤独を詩へと落としながら、二ミリの文字を書きながら、「これが読めなくなった自分よ、死ぬときだ」
5/30/2024, 10:26:47 AM
母よ、その胎児が女だと判れば、矢庭に其れを堕ろしてくれ。将来、おまえの夫が劣等種と嘲るのだ。
5/29/2024, 10:15:42 AM
父が購い与えてくれた唯一の絵本を売りはたいてしまったと、家に帰りはたと気が付いたとき、これはヴァージンをも売るしかないと思ったのです。それは酷い、酷い、絶望でありました。人でなしでありました。
5/29/2024, 4:10:11 AM
五月は好き。美しい思い出がたくさんあるから。
立派と背を押してもらったこと。
風の爽やかなドライブに行つたこと。
あの子と一日遠出したこと。
あの子と街を巡つたこと。
文具屋を調べ步いたこと。
茶色い化石の眼窩を眺めたこと。
新綠の木漏れ日が美しかつたこと。
乾きのグラウンドで一人黃昏たこと。
終わりを密かに意識したこと。
旅の計畫をしていたこと。
一人生きる未來を思い描いていたこと。
午前の水が美味なこと。
美しい音樂を聽いていたこと。
人閒であることについて考えたこと。
中原中也を思い出すこと。
あの子と朝まで通話したこと。
文化的な日々であつた。人生の中で唯一な。
豐かで詩的な日々であつた。
5/28/2024, 12:46:53 AM
あ。遂に私も慰安婦になり得る歳になったのか。
歴史は動かなくても、時は動いている。悪戯に。