見つめられると#46
「人って見つめられると恋に落ちるらしいよ」
そんな綺麗事あるはずないじゃないか。
そしたらなんで恋が実らない人がこんなにいるんだって話じゃん。
私はそんなことを平気で言い放つお花畑な親友に今日もため息をついているわけだよ。
そこで私のボソッと言った言葉を観測したあなたはどう思う?
私はね、前述した通りあんまり信じてない。
恋をするにしたってお互いの関係値の積み重ねじゃんね。一目惚れしたってそれはあるでしょ。
絶対にあり得ない話ではないと思うよ?
でもまぁそうないよねっていう現実主義の乙女だよ。世の中に絶対はないんだよ。だって世の中は十人十色なんだから。
ないものねだり#45
眠れないそんな日もあるよね。
夜しか聞こえない音とかわずかな光とか。
私はたまにそんな夜に出会う。
ゆっくりだけど明日へ向かう空を眺めていろんな悩みとかを夜空に投げるんだ。
嫌々になる前に月に悩みを打ち明けるの。
言葉はくれないけれど見守ってくれてるみたいなね。
月からも言葉が欲しいなとか、そんなないものねだりを言ってみたりしちゃう。
ところにより雨 #44
今日の君は泣いていた。
僕は理由を聞かずに話し始めるのを待っている。話そうとしないならそれはそれでいい。話したくなった時に話せばいい。ゆっくりのペースで支えながら生きようって決めたんだ。立ち止まってもいいさ。
天気だって毎日晴れているわけじゃないし、僕たちの日記のお天気の欄にも傘を書き込んでおこう。ところにより雨の日、喧嘩することもあるかもしれないけどそんな日には雷を書いてみよう。これから先にある僕たちの未来日記に今日の心の天気を書き込んで行った時に晴れが多いといいなってそんな些細な記録を残そうよ。
きっと振り返った時嬉しくなったりするよ。
特別な存在#43
特別な存在ってなんなんだろうね。
あなたはわかったりするのかな?
私は特別な存在って常に近くに感じられて支えてくれたり支えてあげたり、そんな存在だと思うんだ。
それは家族でも、友達でも恋人だっていい。
ずっと自分に関わってくれてる人が気づかないうちに特別な存在になっているんじゃないかなって思うんだ。
これは私の意見だから異論は認めるし当たり前だけど人それぞれ特別な存在って違うと思うから特別な人って誰だろうって思った人は私の意見も片隅に置きながら考えるきっかけになればいいなと思うよ。
二人ぼっち#42
あれだけ笑っておいて、まだ笑い足りないのか。ハズレだとまたボクを否定するのか。
あれだけ頑張ったごめんなさいとあなたの機嫌をとっても罵声は日に日に増え続けるばかりでバカみたいだ。
理解できないと投げ捨てられたボクの個性を産み落としたこの命を抱かずに捨てるのか。
それなら自分で逃げ出してやるよ。愚かだと君も笑うかい?なら、一人でバカにしてれば良いさ。いつか、君にも笑われる日が訪れるから。
その時になったらボクと二人ぼっちで幽霊少女になって居場所のなっなってクランクアップしようとしてる人たちの背中を押してあげようよ。そうしたら、二人ぼっちじゃなくなるね。