とりとめもない話#23
あなたの声が好きでみんなに向ける笑顔が好きで、
あぁでもその笑顔も、その声も僕に向けられることはなくてさ。
僕なんてあなたの瞳には映ってないんだろうな。
でも僕にもその笑顔を向けてほしいし、その声も聞かせてほしい。
とりとめもない話を聞かせてほしいし、その笑顔だって僕に向けてほしい。
そんなことを思うだけの意気地のないやつ好きなわけないよな。
風邪#22
冬の訪れを風が教えてくれた。
「もう今年も15日か。早いような遅いような、、、
濃い一年だったな。」
なんて冬空の下で零した言葉は喧騒の中に消えていった。
気づけば僕の好きな季節が巡ってきた。
レモンティー片手に真っ赤になった手を見てやっと寒さを実感する。
僕はなにをしているんだろうか。
待ち人なんていないのに。
早く帰らないと風邪をひいてしまうかもしれないのに。
愛を注いで#21
私はまだ恋を知らない。
どんな感情なのか。
異性を好きになる感覚って。
トキメキが足りないのかなんなのか全然恋心わからないんだよね。
そういえば亜紀ちゃんの最近の口癖は「私に愛注いでくれる人いないのかー!」なんだけど私からしたら亜紀ちゃんも注がないと注がれないのではないかなと思うんだよね。
この感覚は変なのかな?
そもそも愛を注ぐってなのなのよ。
心と心#20
「ねぇ心って何だと思う?」
亜紀ちゃんからの何気ない質問
私は口をつぐんで答えられずに沈黙してしまった。
あんなに真剣な顔で質問をしてくるから私は驚いて「え?」なんてマヌケに答えてしまったけれど亜紀ちゃんは
「え?じゃなくてさマジで悩んでるんだよふうちゃんの答えも教えてよ!」
なんて言うから、私も考えて考えて考えて出た答えは「一番正直なところ」という答えだった。心は正直だけど口はたまに嘘つきだから心と心を交わすのは難しいんだと思うよって答えた。
また恋愛で悩んでるのかな?
でもやっぱり私にはまだ分かりそうにないや。
仲間#19
先生によって私たちのことを「友だちみんなで」とか「仲間と協力して」とかいろんな言われ方をする私たち生徒。
歳を重ねるたびに分からなくなっていた友達と仲間の線引き。
あなたにはわかるのかな仲間と友達を分ける一線。
私はようやくこれかもって答えにたどり着きつつある。
それは自分自身のことをお互いに話し始めたときだと思う。
お互いのことを知ったら友達だなって思うんだよ。
個人的な認識として、同じ場所にいる同じ目的を持った人たちって感じだけど、友達はもっとお互いの好きなものとか趣味とかの話ができる人なのかなって思ってる。
これは私個人の思ってることでいろんな意見もあるかもだけどあたたかく見守ってね。