はなればなれ 11.16
はい、私が悪いのね
泣き真似いらない
礼儀正しく
馬鹿のフリをして
なにそれ
劣等生でごめんなさい
子猫 11.15
子供の頃、猫を飼いたいと言ったら「世話できるの?」とか「うちにそんな余裕ないと」言って、親に断られた。
それが中学生くらいの話し。
それからもう大学1年。
時の流れはをだんだんとはやく感じる。
子供のころ猫を飼いたかったのを思い出し、ペットショップに行った。
そこで1匹の子猫にあった。
めっちゃ可愛くて、買いたいなって想った。
何回か見た末、その子を家族として向かい入れることにした。
不安もあったけど、だんだん慣れてって今では一緒にくつろいでる。
こんなまったりした生活が、とても大好きだ。
秋風 11.14
僕らの仲には秋風がたち始めたようです。
甘い思い出も全て、苦くて嫌になりました。
貴方から貰ったモノ全て邪魔になりました。
それでも写真にまだ生き続ける貴方はなんなのです?
とっとと忘れてしまいたい。
この風無くしたい。
また風がおさまったころ、お会いしましょう
また会いましょう 11.13
私にはたった1人唯一、親友と呼べる人がいた。
学生時代はずっと一緒に帰ったりしていたし、何度も遊びにも行った。
休み明けで、久しぶりの学校。
登校はいつも別々で来ていた。
教室に入ったとたん違和感を感じた。
いつもなら、私より先に居るはずのその親友が居ないのだ。
とくに休むなんて事も聞いていなくて、ちょっと寝坊したのかな、なんて思っていた。
家に帰るとお母さんが凄く言いずらそうな顔をしてこちらに来た。
どうしたのか理由を聞いた。
お母さんから返ってきた解答は
「その子が事故にあった」というものだ。
頭が真っ白になった。
言葉を理解することができなかった。
それからなんだかずっと暗い気持ちのままで、前まで好きだったことも全部どうでも良くなった。
それくらい、ショックだった_
今日はその子の葬儀の日。
ほんとにお別れなんだ、と思うとまた悲しくなってきた。
まだやり残したことたくさんあるのに。
火葬される瞬間を見て、なんとも言えない。
でも、後ろばっか振り返っていてもなにも始まらない。
そう簡単に割り切れるもんじゃないけど、少し前を向いてみるよ。
私も役目が終わったらそっちに行くからさ。
また会いましょう。
スリル 11.12
「心霊スポット行かない?」
突然、咲希がそう言い出した。
私達は普段学校でも、私を含めた3人で仲良しグループで行動している。
そのうちの1人が咲希だ。
結局ほか2人が行きたそうだったので私もOKした
当日行ってみると、やっぱり妙な悪寒を感じた。
長めのトンネルがあるのだが、奥に行けば行くほど、鳥肌がたっていく。
何処後の「スリル満点!ジェットコースター」だの、アスレチックだの、そんなのより怖かった。
ここに来ることがホントのスリルを感じた気がした。
トンネルをぬけた先で写真を撮ろうと言うことで、4人で撮った。
みんなで、「これ、人みたいじゃない!?」など、心霊写真ではないかなど、話していた。
まあ、ほとんどが それっぽく見えるだけ のモノだと思うが。
その後、帰ってきて撮った写真を改めて見てみた
そこにはトンネルと、私達4人の立っている姿がしっかりと見えていた。
そして、拡大してみると手の様なものが見えた気がしなくもない。
まさか、ほんとに心霊写真が撮れた
…なんてね