1/27/2026, 3:19:30 PM
"優しさ"
出番きた埃かぶった扇風機に まだ休んでていいと伝える
1/26/2026, 12:45:05 PM
"ミッドナイト"
いつもはどれだけ車通りがなくても守っていた
赤信号を、今日だけは無視して渡る。
正しくなんか、なれなくていい。
1/25/2026, 3:23:33 PM
"安心と不安"
ハーネスをきつくしめても背を向けて
飛び降りるのに滲む躊躇い
1/24/2026, 11:08:01 AM
"逆光"
レンズ越し高難易度の型抜きで
成功したら食べずに保管
1/23/2026, 12:57:01 PM
こんな夢を見た。
「おかわりいかがですか?」
いつのまにか空になっていたらしい
ティーカップに目を移す。
底の方で泳ぐ金魚がどことなく淋しげで、
つい紅茶を求めてしまう。
カラン。
淹れてくれている最中、なにかが転がった。
ピアスだった。
この場所で貰った、一番大切にしていたピアス。
かけがえのないものなのに片方だけなくなっていた。
我を忘れて拾い上げる。視界の歪みは湯気のせいか。
ベッドの上で、分かるのは天井の白さだけ。
熱さで残る痛みだけ確かにそこにあった。
砂糖みたいに溶け出した記憶、
日付を確認して納得した。贈り主との約束の日だった。