人間未満

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5/16/2025, 10:29:43 AM

勘違いも甚だしい
そんなラストを眺めていた

傍観者ではなかったが
登場人物ですらなかった

残酷な程に
赤の他人だった


一周目は
友人だった

二周目は
同僚だった

三周目は
教え子だった

そして、四周目で
友達に戻った

だけど
どれもが幸せではなかった

それは何故か
分かっている

自分という邪魔な存在

自分の所為だった


今日は五周目のラスト
あなたの結婚式

結婚して幸せなラスト
それが物語のテンプレートだ

最期に一言だけ、

ありがとう

今まで恋人になってくれて

幸せになってね

5/15/2025, 10:55:29 AM

きっと君は
僕達の神様なんだ

君がそう望んだら
必ずそうなる

君は
何処から来たんだろ

この闇を君が
照らしてくれる?

そうじゃない?

きっと君は
闇すらも愛してるんだたね

展開を求める
この小さな箱庭には

闇しかない

だから
君という

そういう存在が
強いのかなぁ

君が居なかったら
って常に考えているよ



どういう意味かって?

そういうところだよ

5/14/2025, 11:33:34 AM

無くなったら人が死ぬ物
それは愛だとか心だとか

ふんわりとしていて
かなり現実的だ

じゃあ
無くなったら

確実に人が死ぬ物
それを考えたい

でも
それを無くすのは

非現実的であり
机上の空論だ

それに
そこまでの怒りが

人に対してあるのだろうか
…あるのかもしれない

神様は
『人』に無くてはならない物を

どうやって決めたのだろう

一つだけ知れるなら
それが知りたい

植物と人は対になって
息をしているのだから



5/13/2025, 10:11:49 AM

記憶の海

この波は
いつか、何かを連れてくる

それは
明日かもしれないし
永遠に無いかもしれない

その果てが
終わりであることを
確信出来たのなら

思い出す
なんて恐怖もないのに

海は優しく
そして、許容してしまう

それは
間違いなく、自分の性だ

ありもしない
悪夢だって言ってくれれば

そうしたら
それはただの夢なのに

現実じゃ
トラウマじゃないのに

5/12/2025, 10:08:21 AM

君だけは
僕を理解してくれる

そんな
妄想めいた確信があった

現実はきっと
そんな事はなくて

互いに理解し合うだけじゃ
どっちも倒れる

そんな危ない
綱渡りのような関係性

でも
それが丁度良かった

虚しくなるほどに
私は君以外を信用してないから

僕はその確信を形に出来ず
正せないから

ただ君だけを
護りたい

そんな我儘を
言ってもいい?

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