熱い鼓動を感じた。
原因は言葉にできないほどの感動だった。
自分の手で、こんなに美しい景色をキャンバスの上に投影できたのだから。
あまりにも大きな喜びが心のなかで踊る。
独力で仕上げたものではないにしても、あの絵が描けた時の跳ねるような興奮を、覚えている。
オアシスをください。
もう限界です。
私の頭は砂漠です。
見渡しても何一つ見つけられないのです。
朦朧として、もう何も考えられません。
どうか一瞬だけでも良いので、逃がしてください。
この砂漠から、逃がしてください。
と、誰に願っているのか分からないが、何かにすがろうとしている砂漠の旅人がいる。
頭が砂漠なら、結局オアシスも頭にあるのに。
強い人は、涙の跡すら見せない。
というようなことをよく言うが、その裏には涙の跡をうっかり見せてしまう人は弱いという暗喩がある。
なんか嫌だ。
涙の跡ぐらい見せても良いのではないか。
表面的な自分だけではなく、その中に抱え込んだ苦しみ、努力、葛藤、悲しみ。
それを知ってほしいという承認欲求を弱さと見なすのは、なんだか冷たいような気がしてしまう。
だから私はもし誰かに涙の跡があったら、それは努力の跡だと、こっそり心の中で思いたい。
半袖のワイシャツを、私は着ない。
だって寒いんだもん。
クーラーガンガンついてるのに半袖でいる勇者たちを畏敬の目で見つつ、私は腕まくりした袖をおろす。
やはり長袖で袖まくりしか勝たんのだよ。
調節しやすいし。うん。
……………………………。
ほんとは半袖が着たいんだよォ!!!
夏らしくて超青春みたいじゃん!!!!!
なんで私冷え性なんだよ、
もーーーーーー!!!
夏になると、あの子のことを思い出す。
本当に私のことを大切に思ってくれていた。
私にとっても、大切な友達だった。
私を強く、
優しくしてくれた。
今は元気にやっているかな。
またいつか、会いたいです。