歌


どんな私でも

歌はいつも寄り添ってくれた

飾り立てられた世界にある時も

心を閉ざした闇の中でも

歌は光のように　雨のように

そっと問いかけるんだ

そしてまた

歩き出す勇気をくれた

わたしのenergy

そっと包み込んで


空っぽになってしまった

私のハート

色褪せて青ざめたまま

無かったことにしたい

気づかなかったことにしたい

自分の中から葬り去りたいと

でも確かに私の中には遺されてる

たくさんの記憶のカケラ

そう思えたから

そっと掬いあげて優しさのべールで

包み込んで手の中にしまおう

温めながら

涙が苦しみが乾くとき

そっと夜空に投げてみよう

星に変わるから

昨日と違う私


たくさん流した涙も

拭いきれない後悔も

辿る道の途中の試練

見えないものを見つめ

聞こえないものに耳を傾け

微笑みの種を拾い集めて

歩いて行こう

明日の私はきっと昨日とは少し違うから

sunrise


ときめきを忘れてしまった私に

笑顔を隠してしまったあなたに

朝は来る

光を連れて朝はまた来る

始まりを望めない私に

始まりを恐れるあなたに

それでも光りは私たちを照らす

明日があるなら、夜明けが来るなら

どんな世界が見えてくるなら

観てみよう

そこから広がる世界を生きてみないか

空に溶ける


目を閉じて深呼吸

顔をあげて

そっと目を開けてみれば

さっきと同じようで違う空

違う世界が広がっている

私の中でざわついていた

不自由さとか違和感が

溶けてく吸い込まれてく

体ごと溶けてしまいたいけど

流れる風と雲が笑う

さあ、もう一度

仕切り直しだ！と