遥遊

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3/27/2025, 11:58:54 AM

春爛漫


風のベールが

色とりどりの光を運んで来たよ

眩しくて指の隙間から見えた世界は

去年とは違う色をしてた

またひとつ大人になって

咲く花にさえ思い重なる

春の宴 心躍らせ

春の宵 詩に酔いしれ

ひとり華やぐ街の中でも

キミの笑顔と共に歩く嬉しさ

3/26/2025, 8:14:53 PM

七色


嬉しい時も

悲しみの時も

穏やかな時も

怒りの時も

いつもそっとそばにいてくれる

それでも堪えきれず

涙を流したその後に

その姿を魅せては

微笑みをくれる

キミは七色

僕を包み込む七色の優しさ

3/25/2025, 10:33:45 AM

記憶


あなたの中から私を消して

私だけ覚えていればそれでいい

みんなの中から私を消して

楽しいことも嫌だったことも

私の中だけに隠してしまおう

忘れられてしまうのは寂しいと

みんなは言うけど

私はそれでいい

忘れるから生きていけることもあるよ

私は上手に記憶をすり替える

そんな術を知ったから

だから忘れていいよ

私のことを

3/24/2025, 10:12:16 AM

もう二度と


傷つくのは嫌だ

傷つけるのはもっとイヤ

わかってるから

痛いほどわかってるあたえれば

同じだけの報いがあること

自分の幼さが 愚かさが

錆びたナイフを

これが自分を守るためだなんて

勘違いしてたあの頃

もう二度と繰り返さない

もう二度と泣きたくなんかない

今はちゃんと傷みを感じられてるから

3/23/2025, 10:11:41 AM

曇り


曖昧なく圧迫感

掻き消されてしまう心の聲

届きそうで届かない

もどかしさの中で

気がついて欲しい…

ただそれだけ

ただそれだけで

キミの姿をおっていた

こんな空の下でさえ

信じてる

あの雲がきれたら

澄み渡る空が広がってること

この思いがこの聲が

キミの心に届く日もあること

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