願いが１つ叶うなら


欲深いわたし

アレも欲しいコレも欲しい

アレは要らない　コレも要らない

ひとつだけ　本当に欲しいもの

私にとって大切なこと

それを教えて

それが知りたい

嗚呼


歓喜の叫び

孤独の嘆き

生きることの中で言葉に出来ぬ

胸の昂まりを

ただ　ただ

くちびるを震わせながら

ただ　ただ

聞いて欲しくて

秘密の場所


亡くした心

隠したフリした

最初から無かったのに

あるフリをした

真実（ホント）は

そっと奥へ奥へ

誰にも触れられぬ場所へ

私の記憶さえも薄れゆく場所へ

生命が脈打つ音にも

耳を塞ぎ　目を塞ぎ

孤独を選ぼう

鏡よ　鏡

この世でいちばん寂しい人は

私ですか

自分の声だけが反響してるこの部屋で

ラララ


待ちくたびれた

名残り雪の空の下

悲しいのに何故だろ

笑ってしまう

許せない…そう思ってるのに

浮かぶのはあなたの笑顔

白い妖精に手を伸ばし

あなたがいつも歌ってたあの歌を

ラララ　ラララ　口ずさむ

あと二回　信号が変わったなら

歩き出そう

ラララ　ラララ　口ずさみながら

今日からこの歌は私のfavorite song

風が運ぶもの


遠いあの日の

涙も悔しさも

忘れ難い愛しい記憶も

風が連れ去り、時の色を変えて行った

やがてまた

巡り巡って

風が運んで来たものは

失くしたものを愛しむこころ

明日を生きるための強さ