遥遊

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2/21/2025, 11:43:14 AM

夜空を駆ける


今宵も淋しさを纏い

時は夜空を駆ける

逢いたいキモチを星に寄せ

伝えたい言葉を

月あかりに誓いながら

眠れぬ辛さはせつなさに

甘く揺られながら

2/20/2025, 11:33:40 AM

ひそかな想い


シンシンと降り積る雪のように

止まらぬ想いは

積み上げては

せつない涙にとけては

またつもり深く深く

高く高く重なりうららかな

心の陽だまりに夢を托す

あなたも同じ想いならいい

同じ痛み同じ涙を感じて欲しいと

素振りにも見せないわたしの想い

気づいて欲しい

気づかないフリして欲しい

あなたの差し出すその優しさに

しばらく甘えていいですか

2/19/2025, 10:58:58 AM

あなたは誰



どこにいても

どんな時でも

あなたを感じ

あなたを見つけることができたのに

いつからだろう

私の声が届かない

あなたの声が聞こえない

あなたの姿を見失って

あなたはいつのまにか

私の知らないあなたになっていった

あなたは誰

あなたはどこ

きっとあなたの目には

もう私は映らないのね

いっそ私の中からあなたの記憶さえ

消えたならいいのに…

なのに

なのに…

あなたとの思い出が全て

消えることはなくて

2/18/2025, 8:13:06 PM

手紙の行方


心を文字にすれば優しく

伝えることはできるけれど

文字は心が乱れれば

隠しようがなくなるから…

どんなに創り笑顔でいても

どんな言葉で飾り立てても

文字は表情を変えてしまう

だから悲しい手紙は空に飛ばそう

悲しい手紙は風にのせて

見送ってしまおう

返事はいらないから

優しさの手紙はいつか

心のポケットに届くと信じて

2/17/2025, 10:19:27 AM

輝き


暗闇が良かった

暗闇で良かったんだ

キミの周りが眩しすぎて

自分がみすぼらしく感じて

避けて避けて

逃げて逃げて

キラキラなんてキライと嘯いてた

ホントは欲しくて欲しくて

そばにいたいくせに

そんな僕をキミは知ってた

だから少しずつ少しずつ

届けてくれていたんだ

キミのキラキラを

頬をつたうナミダの優しさで

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