遥遊

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8/30/2024, 11:49:15 AM

#香水

あの日に限って

いつもと違う香がした

それも誰かと似ているあの香りが…

いつもより饒舌で

いつもより優しいあなた

やっぱり…ね

私の疑問は確信に変わったの

もっと悔しいかと思ってた

泣いてしまうかと思ってた

だけどそうじゃなかったの

これでまえへ進める

新しい一歩踏み出せる

あなたはその甘い香りに誘われて

私のいない世界へ

私は自由と孤独の扉を開ける

たぶん思い出すのね

この香りを思い出しなから

あの娘のせいにしながらも

8/29/2024, 10:24:16 AM

#言葉はいらない、ただ…


会いたくて会えない

自分の心に蓋をして

貴方の心を見ないようにしてた

運命を感じながら

離れることも運命なんだと

背中を向けた

それでも消えやしない

日に日に大きくなってゆく

このキモチを

闇の中にさしこむ月明かりに

語りかける

会いたいなぁ…

すれ違うだけでもいい

あの笑顔がみたいの

たぶん言葉にならない

たぶん声にも出せない

でも ただ…

あなたを感じたいの

8/28/2024, 11:34:03 AM

#突然の君の訪問。


忘れかけた頃にやってくるんだね

嬉しいような

歯痒いような

複雑な気持ちになるのは何故?

ぼくの心が少し変わりつつあるから?

それとも君の存在がまた

大きいと感じてしまうから?

遠ざかってたようで

何も変わってなどいない

変わらないようで

明らかに違ってきてる間隔

どちらが先に受け入れられるのか

君がぼくの心のドア

押し開けた今から

新しい風が吹き抜けて来る

8/27/2024, 10:19:06 AM

#雨に佇む

傘の花が咲く街の片隅

憎らしそうに

空を見上げてるキミに出会った

頬を濡らすのは雨なのか

涙だったのか

言葉を掻き消すほどの雨音が

嗚咽を優しく包んでいく

今は黙って隣にいるから

雨が止むまで隣にいるから

その悔しさを少しだけでも

雨に溶かしてしまえばいいさ

やがて雲は流れ雨の街に

光は射すから

8/26/2024, 10:54:13 AM

#私の日記帳


引き出しの奥

忘れ去られたdiary

捨てられなくて

だからと言って読み返す勇気さえ

無かった

そのまま月日は流れて…

時間が解決するって確かにある

今だからあの頃の自分と向き合えるのかも

今だから貴方の気持ちにも

寄り添ってあげられる

それでも最後の涙で滲んだページには

置き去りにした私の心が

微かにまだ息づいてた

読み返してまた

明日を笑って生きよう

喜びも悲しみも糧に変えて





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