遥遊

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8/28/2024, 11:34:03 AM

#突然の君の訪問。


忘れかけた頃にやってくるんだね

嬉しいような

歯痒いような

複雑な気持ちになるのは何故?

ぼくの心が少し変わりつつあるから?

それとも君の存在がまた

大きいと感じてしまうから?

遠ざかってたようで

何も変わってなどいない

変わらないようで

明らかに違ってきてる間隔

どちらが先に受け入れられるのか

君がぼくの心のドア

押し開けた今から

新しい風が吹き抜けて来る

8/27/2024, 10:19:06 AM

#雨に佇む

傘の花が咲く街の片隅

憎らしそうに

空を見上げてるキミに出会った

頬を濡らすのは雨なのか

涙だったのか

言葉を掻き消すほどの雨音が

嗚咽を優しく包んでいく

今は黙って隣にいるから

雨が止むまで隣にいるから

その悔しさを少しだけでも

雨に溶かしてしまえばいいさ

やがて雲は流れ雨の街に

光は射すから

8/26/2024, 10:54:13 AM

#私の日記帳


引き出しの奥

忘れ去られたdiary

捨てられなくて

だからと言って読み返す勇気さえ

無かった

そのまま月日は流れて…

時間が解決するって確かにある

今だからあの頃の自分と向き合えるのかも

今だから貴方の気持ちにも

寄り添ってあげられる

それでも最後の涙で滲んだページには

置き去りにした私の心が

微かにまだ息づいてた

読み返してまた

明日を笑って生きよう

喜びも悲しみも糧に変えて





8/24/2024, 10:27:00 AM

#やるせない気持ち


忘れ物をしたの

ずっとずっと気にしないフリで

今日まで来たけど

何かが足りないの

何かが引っかかって

なかなか前に進めないでいる

言葉に出来なかったキモチ

わかって欲しいだけで

終わらせてしまった自分のキモチ

嫌いな自分のまま

あなたに向き合えずにいる

いつか笑える為に

忘れ物を取り戻す為に

素直になりたい

このやるせなさを

涙に変えてしまいたい

8/23/2024, 10:41:52 AM

#海へ

海のない街に来て

どれくらい経っただろう

ガラスとコンクリートに囲まれた

無機質でエキセントリックな世界を

泳いで泳いで…

ひとの波に飲まれて流されて

何処へ辿り着くと言うのだろう

ただ見つめるだけで

ただ潮騒に耳を傾けてるだけで

心が満たされてたあの頃

鄙びた街が息苦しくて逃げ出したのに

海へ 海へ帰ろう

病んだ心が叫んでる

いつも私の中にある

懐かしい海へ

悲しみも憎しみも涙に変えて

あの波に流してしまおう

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