遥遊

Open App
7/23/2024, 11:22:15 AM

#花咲いて

夜明けの街

冷たいアスファルトの上を

ハイヒール両手でぶら下げ

ステップ踏みながら歩く

押しつぶされそうな毎日

誰かに投げかけられた言葉が

まるで針のように石みたいに

心にかすり傷をつけてゆく

誰の目にも見えない傷を

どんどん色褪せてくこの世界の中で

渇いて萎れて色褪せて

どうなってしまうんだろう

涙が頬をつたい足元を濡らす

そんな時見つけた小さな花

アスファルトの割れ目にひっそりと

強く美しく

言葉の無いエール

花は咲いてやがて散る

どう生きるかだよ…

そんな言葉が朝日とこの花と共に

私の心におはようを届けてくれた

7/22/2024, 10:41:26 AM

#もしもタイムマシンがあったなら

未来を見たい?

それとも過去に戻りたい?

さあ、どうかしら?

わたし?わたしはね…

私はどうしてここに

この家族に生まれたのか

家族は私にどんな思いでいたのかを

知りたいかな?

意外と聞けそうで聞けないし、

本音は出ないと思うから。

それを知ることができたら

未来の自分に希望を持てるかも知れない

そんな気がする


7/21/2024, 10:54:28 AM

#今いちばん欲しい物


欲しいものなんて

近頃は思い浮かばない

お金で買えないものならば

たくさんある

それは漠然としているけれど…

そのなかでも

私が欲しいものは

私の居場所

ホッとできて包み込まれるように

安らげる場所が

7/20/2024, 1:18:08 PM

#私の名前

自分の名前が嫌いで

違う名前になりたくて…

そんな時があった

なんとなく親のエゴが感じられたから

今はそんなに嫌悪してはいないけど

諦めと自分にとっての記号なんだと

思ってる

この世の中に同じ名前の人なんて

たくさんいる

その一握りの中のひとりとして

生きて行かなきゃ…しっかりと

名前になんかこだわってなんて

いられやしないさ

私はどんなものより私らしく

わたしを生きて行きたいから

7/19/2024, 11:22:01 AM

#視線の先には

見えるはずのない世界

出逢えるはずのない望み

諦めにも似た思い抱えて

俯きながら今を歩いてる

ある日風が吹いた

風の中に声が聞こえた

懐かしいような

何故か涙が溢れるような

私を呼ぶような声が…

視線を向けた風の先には

希望の光

それでもそこまでは自分で

歩いて行かなければ

視線の先にある幸せを掴むために

Next