遥遊

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7/21/2024, 10:54:28 AM

#今いちばん欲しい物


欲しいものなんて

近頃は思い浮かばない

お金で買えないものならば

たくさんある

それは漠然としているけれど…

そのなかでも

私が欲しいものは

私の居場所

ホッとできて包み込まれるように

安らげる場所が

7/20/2024, 1:18:08 PM

#私の名前

自分の名前が嫌いで

違う名前になりたくて…

そんな時があった

なんとなく親のエゴが感じられたから

今はそんなに嫌悪してはいないけど

諦めと自分にとっての記号なんだと

思ってる

この世の中に同じ名前の人なんて

たくさんいる

その一握りの中のひとりとして

生きて行かなきゃ…しっかりと

名前になんかこだわってなんて

いられやしないさ

私はどんなものより私らしく

わたしを生きて行きたいから

7/19/2024, 11:22:01 AM

#視線の先には

見えるはずのない世界

出逢えるはずのない望み

諦めにも似た思い抱えて

俯きながら今を歩いてる

ある日風が吹いた

風の中に声が聞こえた

懐かしいような

何故か涙が溢れるような

私を呼ぶような声が…

視線を向けた風の先には

希望の光

それでもそこまでは自分で

歩いて行かなければ

視線の先にある幸せを掴むために

7/18/2024, 10:34:23 AM

#私だけ


たぶん誰にもわからない

話したところで笑われる

そんな幼い思いが

ひとつ前へ踏み出せなくて

気持ちだけ

膨らむ膨らむ

そんな思いをわかっていながら

気づかぬフリで笑うのね

妹みたいな奴だなんて

私だけ好き過ぎて

泣きたいほどに焦がれてる

夕暮れの駅

今日も待ってる

私だけのあなた







7/17/2024, 11:01:05 AM

#遠い日の記憶


たとえば大切な人との思い出は

優しいパステル画みたいに

残ってる

辛く悲しかった思い出は

モノトーンから時を経て

やがてセピア色に変わってきたの

でもその中でも

私が私の中に隠した秘密は

どんな時間を超えても

鮮やかなんだ

あの頃の心のままで…

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