遥遊

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6/23/2024, 11:10:38 AM

#子供の頃は

たぶん

可愛げのない子だった

良い子でなきゃいけなくて

褒められるというよりは

嫌われたくなくて

人の心に変に敏感な…

そんな子だった

何が欲しい?

たいしたものが欲しいんじゃない

ほっとする場所

包んでくれる優しい場所が

欲しかっただけ

もう一度子供に戻れたなら

うまく甘えられるのかなぁ

そんなこと言ってる今

ずーっと大人になれてない自分を

あの頃の自分が鼻で笑うんだ

6/22/2024, 10:36:37 AM

#日常

あたりまえに慣れすぎて

幸せに鈍感になった

可哀想な僕らには

ありがとうの本当の意味が

わからない

心の在処がわからない

疑心暗鬼が自分の心さえ

分からなくなってしまう

こんな日もあるさ

あんなこともあるさと

自分の不幸に少し鈍感に

なれたなら

自分の日常を取り戻せるのかなぁ

6/21/2024, 10:30:35 AM

#好きな色

私が悲しい時

私が嬉しい時

生きることが辛い時

生きることに感謝できた時

私の世界はその時々に

色を変える

一瞬色を失ったとしても

生きろ!と叱咤するように

優しく包みこむように

この地球(ほし)は

この街は生命の色を繰り返し

私に見せつけてくれる

どんな色にも生命を感じる

どんな色にも心安らぐ

6/20/2024, 11:22:19 AM

#あなたがいたから


憎んでた

恨んでた

存在することの意義なんて

見出せずに生きる日々だった

悲しいね

愚かだね

そんな声を背中に感じながらも

小さくてもいい

穏やかな愛に出逢いたくて

もがいていた

重ねる日々が傷を変えて

消えることのない痛みも

したたかに生きる強さに変わってた

どんな痛みもどんな愛しさも

運命の出逢い

今ここに私がいるのは

あなたがいたから…

一人一人のあなたから受け取ったもの

全てを私の生きる糧に変えること

ありがとうをあなたに

あなたがいたから

明日辛くても

少しは泣かずに前へまた進める

6/19/2024, 10:50:47 AM

#相合傘

突然の雨

窓を濡らす雫

教室の窓辺で傘の群れを見送る

放課後ひとり

雨が止むまでも少し待とうか

それとも

キミの足音が聞こえてくるまで

相合傘を横目に見ながら

黒板に書く

チョークの傘の下に

キミのイニシャル

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