#街
華やぐ光に隠された影に
怯えながら
気づかぬフリをしながら
よそゆきの顔して
みんな歩いてく
創り笑顔に疲れたわたしは
無表情の仮面をつけて
アスファルトの歩道に
呪いの言葉を吐き捨ててゆくんだ
渇いた心に水を与える余裕もなく…
街はそんな化石の森を飲み込みながら
怪しく輝いている
今日もまた
生命の叫びが色を変え街を変えてく
街は生きてる 街は泣いてる
#やりたいこと
やりたいことは山ほどある
やらなきゃならないことに
追い立てられて
なかなかままならない
だから今すぐやりたいことはさ
誰にも邪魔されない私だけの時間を
ください!
それだけ…
#朝日の温もり
懐かしくそして
何故か涙が滲んでくるような
生命をまとった光
目覚めたばかりの私を包み込む
なんのためらいも無い
生命の煌めき
孤独に震えながら祈り続けた夜
時の狭間で明日の歌を歌いながら
生命の光が生まれるのを待っていた。
あなただったのね
私の中の孤独を溶かし
闇のベールを開け放ったのは…
ほんの小さな光の粒が
ほんの一瞬の暖かさが希望をくれた
朝が
朝の光が今日を
そして明日の私に生きる力をくれるから
#岐路
迷い込んだ戸惑いの森
地図も磁石も無い
月あかりさえ朧に霞む
そんな道の途中
ふとした風の囁き
水の音
僕の世界に語りかける
全てのものに手を伸ばす
小さな奇跡を繰り返し
小さな石を磨き続ける
やがて光を放ち道を示してゆく
何も無い日常 何気ない日常に
いくつもの道標
何を選んでも
その道を背筋伸ばして歩いていけばいい
あの時あの選択が…
そんなものは最後の最後までわからない
誇れる自分を目指すなら
光ある場所はキミを待っているから
#世界の終わりにきみと
永遠の誓いさえ
いつか終わりが突きつけられる
そんな日が来る
フェイドアウトで終わりを迎えるのか
カットアウトで幕が落ちるのか
そんなものはどうでもいい
その最後の一瞬まで
キミと笑い、キミと寄り添い
最期の涙が枯れ果てるまで
語りあえたら世界の終わりの景色も
美しいだろうね
そんな未来を見たいから
二人の大切を積み重ねて行こう
今日という一日を