遥遊

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5/6/2024, 11:16:50 AM

#明日世界が終わるなら


あたりまえを生きてきた

突然を気にもしないで

だからって

永遠を信じてたわけでもない

都合良く

運命を引き寄せてる

そんな気分でいたんだ

ダラダラとナァナァの毎日

突然鳴り出した

カウントダウン

迅る鼓動が聞いてくる

後悔は無いかい?

護るものはあるのかい?

終わりの見える明日なら

最後の最後まで

足掻いてもがいて

生きてやる

あたりまえの顔をしながら…

世界の終わりを見届けてやる



5/5/2024, 10:14:09 AM

#君と出逢って


ありがとう

空っぽだった

ココロの箱に

色とりどりの感情や

温もりという名の優しさを

少しずつ少しずつ

注いでくれたね

ごめんね

スカスカの私のココロ

受けとめるのが怖くて

逃げてばかりいた

それでも

誰よりも私に寄り添ってくれた君

待っていてくれた君

私の中に日々

渡せずにいた言葉が増えていった

今日は伝えよう

今日は届けたい

ありがとうの花束を

あなたが教えてくれた

美しい言葉を

5/4/2024, 10:11:11 AM

#耳を澄ますと


透明な静寂に

翠の風が騒ぐ

春を追いかけ

夏の扉を開ける

明けの光を招き

孤独の影を呼び起こす

聞こえる

聞こえますか

心の声が…

わたしの言葉が

木々を揺らす魂の叫びが

5/3/2024, 10:25:13 AM

#二人だけの秘密


星空の下

流れる車窓の景色

楽しくて

だけどちょっと寂しい

どこまで行こう?

夜の向こうまで…

その先に何を見つける?

その先に大切な何かを見つけたなら

それは二人だけの秘密

5/2/2024, 10:56:07 AM

#優しくしないで


わたしの好き…と

あなたの好きは

似てるようで少し違うの

わかってる

困らせるつもりはないの

それでも捨てきれない恋心

消えない幻影が

わたしを捉えて離さない

ズルいわたしは

その優しさにすがって

忘れたい 忘れさせてと

もたれかかりそうになる

友達でずっといられるほど

私たち子供じゃない

いつのまにか大人になってたんだ

哀しいほどに…

あなたの好きに

見上げた月が滲んで見えた

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