遥遊

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4/8/2024, 10:38:59 AM

#これからも、ずっと


忘れないで…

ホントはそう思ってた

忘れるわけないじゃない!

ホントはそう思ってる

だけど口をついて出た言葉は

忘れてね。わたしなんか

忘れるよ あなたのことなんて…

運命に負けたなんて思いたくなくて

自分のいちばん大切なものを捨てた

埋められない空洞

吹き抜けるのは嘘ばかり

熱の無い心抱えて

思い出を食べて生きてゆくのね

これからもずっと

自分にかけた呪いに嘲笑われながら

4/7/2024, 10:22:47 AM

#沈む夕日

サヨナラが言いたくなくて

ただ黙って

君の背中を追いながら

歩いていた

港を見下ろす坂道には

響き渡る教会の鐘

笑顔で見送ると決めてたのに

友達のままでいようと決めたのに

夕日が憎らしいほど暖かく

私たちを包むから

心の本音(こえ)が漏れてしまいそう

あの夕日にこんな思いは溶かして

沈めてしまおうか

4/6/2024, 12:05:23 PM

#君の目を見つめると


何を見てるの

何を探してるの

その眼差しはいつも遠く深く

歓びや哀しみを包み込むように

どんなふうに

君にはわたしが映るのか

どんな世界が見えているのかが

知りたくて

きみに尋ねてはみるけれど

言葉少なに微笑むだけ

なぜだろう

今日もまた君の隠す

君の思いを暴きたい衝動に駆られる

4/5/2024, 11:18:51 AM

#星空の下で

全ての明かりが消え

心が不安で震えてたあの夜

明日が見えなくて

現在(いま)さえ信じられなくなった

そんな夜

見上げた空は

ちっぽけな感傷も疑心暗鬼さえも

包み込むほどの優しさ

言葉も要らない

心が揺れたりしない…そんな世界

ホンモノの世界

マヤカシの世界に生きる僕らは

何に躍らされ振り回されて

生きてたのだろう

何に怯えて生きてきたのだろう

あの日星空の下で

知らずにいることの幸せ

知らずに来たことの愚かしさを

手を繋ぎ涙した僕らは知った

息を潜め

幸せはいつも僕らのそばで

気づきを待ってる

手を伸ばしつかもうとする

幼子の素直な眼差しで

明日を見つめる時の狭間に





4/4/2024, 11:01:00 AM

#それでいい

あなたが

あなたである限り

わたしは

わたしでいられる

春の色を探しに二人

また歩きだす風の中

どこまで行こう

心のままに…

それでいい

それがいい

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