#君の目を見つめると
何を見てるの
何を探してるの
その眼差しはいつも遠く深く
歓びや哀しみを包み込むように
どんなふうに
君にはわたしが映るのか
どんな世界が見えているのかが
知りたくて
きみに尋ねてはみるけれど
言葉少なに微笑むだけ
なぜだろう
今日もまた君の隠す
君の思いを暴きたい衝動に駆られる
#星空の下で
全ての明かりが消え
心が不安で震えてたあの夜
明日が見えなくて
現在(いま)さえ信じられなくなった
そんな夜
見上げた空は
ちっぽけな感傷も疑心暗鬼さえも
包み込むほどの優しさ
言葉も要らない
心が揺れたりしない…そんな世界
ホンモノの世界
マヤカシの世界に生きる僕らは
何に躍らされ振り回されて
生きてたのだろう
何に怯えて生きてきたのだろう
あの日星空の下で
知らずにいることの幸せ
知らずに来たことの愚かしさを
手を繋ぎ涙した僕らは知った
息を潜め
幸せはいつも僕らのそばで
気づきを待ってる
手を伸ばしつかもうとする
幼子の素直な眼差しで
明日を見つめる時の狭間に
#それでいい
あなたが
あなたである限り
わたしは
わたしでいられる
春の色を探しに二人
また歩きだす風の中
どこまで行こう
心のままに…
それでいい
それがいい
#1つだけ
わたしのこころに
溜め込んできた
あらゆる感情
私にとって要らないものから
ひとつひとつ打ち消していく
無駄なようで
無駄ではなかった
悲しむことも憎むことも
負の感情だけに取り込まれたなら
今も自分を
この世の全てを許せずにいたけれど…
笑って生きていきたい
それだけだから
重い荷物は捨てて行こう
そしてたったひとつあればいい
人として…どう生きる?
そんな思いを
#大切なもの
我慢して
強がって
隠して
それでも失くしたくないものがあった
どんな闇の中でも
忘れない
抱きしめながら歩いていく
キミとの出逢い
キミがくれた言葉
今でもわたしの御守り
大切なものは
私の中で息づいている
私は今日も生かされている