#胸が高鳴る
いつまで経っても
追いつかないココロに
言葉さえ見つからない
ただ目で追うばかりで…
そっと気づかれないように
胸に当てた手には
いつもとは違うリズムに刻まれた
初めての感情が
わたしを突き動かそうとしてる
#不条理
必ず 正義が勝つとは言えない
愛がすべて…とは言い切れない
どうして?
なんで?なんて事が
平気でまかり通る世の中
真面目に生きてるからって
報われる世界じゃない
あなただってわかっているはず
それでもそんな世の中で
必死に足掻きながら逆らいながら
頑張ってりゃこそ
人に優しくなれる
愚かな自分さえ赦せるキモチになれる
大人になるのは哀しいことだけど
そんな不条理さえ抱きしめて
笑える自分になれたなら
こんな世の中も
満更でもないそんな気がして
#泣かないよ
灰色の街で
膝を抱えて
立ち上がりもしないで
空を睨みつけてたあの頃
泣かない 泣かないよ…
そんな言葉を繰り返し
自分を慰めてた
だけど泣かないんじゃなくて
たぶん泣き方すら知らなかったんだ
あの頃
でもね あなたが
あなただけ
私に泣いてもいいんだ
本当に悲しいとき
泣いて泣いて泣いたあと
微笑えちゃうんだってこと
教えてくれたんだ
その後の自分の世界が色を変えることも
教えてくれた
本当の喜びも悲しみも
こころから溢れ出すもの
泣かないよ
私の心が叫び出す時まで
#怖がり
いつも何かに支配されてる
そんな気がしてた
目に見えない脅威に怯えて
誰も信じられないと強がり
何よりも自分が一番信じられずに
つくりわらいしながら
変われないと嘆くより
変えようとしない自分を笑うべきだった
誰のものでもないSTORY
怖がりな小心者でも
世界を変える小さな礫は
それぞれの心の中に中に
#星が溢れる
ありふれた日常の中に
あなたが隠す悲しみは
誰にも気づかれないことが
あなたのプライド
だけど気づいて欲しいと
心の声は叫んでる
誰か助けて…
夜空に呟く
目の前に広がる世界
その影に隠れる見えない星達
その美しさを知ったからこそ
ありふれた日常にさえ
愛おしいと思える
ひとつひとつに宿る溢れる思い
星の煌めきに
生きる証を添えながら