#どうして
何故ワタシなの?
何故生まれてきたの?
何故生かされてるの?
誰も応えてくれない
何からも答えを得られない
情けなさと苛立ち…
周りを憎み自分を蔑んで生きてる
どうして…は
結局自分で見つけて答えを出すもの
日々
どうして…は溢れてる
わたしは私なりに正解なら
それでいいとしよう
私の見つけた
どうして…は
私の居場所にあるものだから
#夢を見てたい
空っぽの手のひら
ため息をのせて
あてもなく明日をさがしてた
夢見ることを諦めていた
耳を塞がれ目隠しをして
声を失って…
そんな自分が嫌いで可哀想で
目の前に敷かれてくレールは
私の目指す場所じゃないって
言えなくて
逃げ出す勇気もなくて
愚かな自分はいい人を演じてる
時間の中で足掻きながら
少しずつ拾い集めるシーグラス
こぼれ落ちた夢のカケラ
いつかそのカケラで
再生できるものがあるなら…
取り戻せる思いがあるならと
手のひら光にかざしてみる
自分に
頑張ったよね…と
呟きながら
夢だから
夢だもの
心だけは自分のものと
気がついた時またやり直せる
敷かれたレールの先に
また見つけられる新しい世界を
#ずっとこのまま
永遠を信じられたあの頃
私はわたしを好きでいられた
この世界に生まれたこと
今までの苦しみ
今抱きしめてるせつなさ…
全てに感謝できた
あなたとの出逢い
手繰り寄せられるように
惹かれていった心に
生まれた愛を抱きしめた
ずっとこのまま
そう言いながら時の流れの中で
かすんでゆく眼差し
見えない明日に押し潰されそうで
もっと…もっとと
あなたを信じきれなかったワタシ
あの日告げた
嘘で固めたサヨナラ
ずっとこのまま…を
手離したワタシは今も
哀しいワタシのまま
#寒さが身に染みて
大丈夫!大丈夫って
何が大丈夫なの?
強がりの言葉が
蒼白い月明かりに
砕けて舞い落ちる
嘘で熱を失ったハートに
突き刺さる
自分の両手で抱きしめても
抱きしめても
やっぱり誰かにそばにいて欲しかった
私の大丈夫を凍らせてよ
私の嘘を眠らせてよ
このカラダごとココロごと
目覚めさせる温もりを
思い出せるように
#20歳
君たちは今日から大人だと
責任という文字を手渡される
なのに…
世間はまだまだ子供扱い
都合よくフワリフワリ
逆手にとって生きられるなら
楽しいだけの人生ゲーム
でも生きることは
どれだけ多くの気づきを
得るか身につけるか
その事に気づくのが
二十歳の通行手形さ
大人の時間は加速する
あっという間に世間の評価も
変わっていく
君たちは今日から大人だ!
祝いの言葉は
ある意味呪いの言葉
大人になるってどういう事なんだろう
大人になってもまだ確たる答えは
見つからない