#鋭い眼差し
生きることは
容易くはない
思いもよらぬ
言葉の礫
心無い仕打ちが
自分に向けられる時がある
どうして?
そんな思いにかられる時もあるだろう
誰も信じられない…そんな日もある
でもそんな時こそ
一旦 自分を見つめ直して
少しだけ厳しめに
そして歩み寄る方法を探してみよう
自分が穏やかに生きてくために
その苦しみから少し
離れられたならその時は
自分を思いきり甘やかしてあげよう
鏡の中 あなたを見るあなたは
どんな目をしてるの
#高く高く
澄み渡る空に
投げた言葉が吸い込まれてく
返らないこたえ
待つことなんてとうに諦めてる
流れる季節を追いかけて
止まらない時間に追い立てられて
時には俯いてしまうけれど
時折 聴こえる風の囁き
光の揺らめきに顔を上げれば
なぜかこたえが聴こえた気がして
口もとがほころぶ
今日の空は私のキモチを
優しく撫でて目指す明日を声高に叫ぼう
#子供のように
無条件にすべてを受け入れて
感情を体全体で現す
なんの計算も無しに…
知らないこと
そして疑問に思うことを
口にすることは
恥ずかしいことでは無いんだ…
そんなことを自分の中から
いつのまにか忘れ去って
体裁だのプライドだのと
身につけた虚飾の装飾品で
がんじがらめにしている
すべてを一度には捨てられないから
月明かりの下で
童歌など歌いながら
幼いころの忘れ物と
交換しながら
抱えてしまった哀しみを
空に投げよう
あーした天気になーれ!
#放課後
誰もいない教室
風に揺れる
木綿のカーテン
茜空に響くチャイム
時折 ふと浮かぶ懐かしい風景
そこにはいつも
窓からグランドを見つめる
ワタシがいる
私がワタシでいられた2年間が
そこにはある
その景色の中
たくさんのエピソードが
ワタシに語りかけてくる
#カーテン
ガラス越しでも
あなたのことは
全て知っていたいと
思っていたあの頃
でも知らないこともあっていい
そんな思いが近頃
私のキモチを支配する
信じられなくなったわけじゃない
近づけば近づくほどに
ほどほどの距離感が必要になるの
わかる?あなたに…
だから時には
二人の間にカーテンを掛けて
互いの気配を感じながら
周りの世界を透かして見ながら
二人 活きていけたならいいね
今日はカーテンを開けて
あなたの笑顔に触れて見ようか