続く猛暑で1、2時間車内に置いておいただけで温まる飲料
うぇ～っと言いながら味の落ちたコーラを少しずつ飲む
夜も下がらない気温と残った飲み物と帰り道はいつも眠くて黙り込むあなた


「ぬるい炭酸と無口な君」

今日暦が変わったばかりなのにまだ今月会えていないと思う　
そんな風にあなたを想う時間が寂しい
何月でも何日でも何時でも側にいたい


「8月、君に会いたい」

人生の大小様々な岐路
振り返ると全てに戻って当時の自分に助言したくなる
でも1度だけそれができるならあの日の朝に戻って　

祖母に電話をしなさい

そう、自分に伝えたい

みんなが悲しまないために


「もしも過去へと行けるなら」

うだるような暑さの中　
飲み放題につられて温泉に出かけ　翌日初めての川下り
朝ごはんを食べすぎてお腹が空かないままソフトクリームだけの昼食

とにかく暑い　どこへ行っても何をしても暑い

でも意外と楽しかった


「またいつか」

悪夢を見るのは夜が多いのはなぜだろう

恐ろしさに目を覚まして闇の中不安を紛らわすようにスマホを探して明かりを取る

何度も深呼吸して浅い呼吸から逃れてようやく眠りにつく

平和な昼寝では夢も見ない　



「真昼の夢」