子どもの頃以来の大きな湖
初めてかわいい白鳥の船に乗って
小さなデッキではしゃぐ子どもの真似をして外に出たら
思いのほか大風で髪の毛がぐしゃぐしゃ

白鳥の帰りを大きな亀さんが待っていた



「風と」

最初は短い時間　次は一日中
他人と一緒に過ごすのは苦手だったけれど
自然に無理せずいられて安心できて
いつの間にか長い間側にいられるようになった

これまでの道のりとこれからの行き先に
感謝と祈りを


「軌跡」

子どもの頃から好き嫌いが多くて
その頃給食は残しちゃいけないシステムでつらかった
大人になったら食べられるようになるよ、と言われて育ち　確かに好き嫌いは減った
でもどうしても長ネギは食べられない

それでも外食でラーメンは食べたいから
注文時いつもちょっと恥ずかしい


「好きになれない、嫌いになれない」

独りの夜
きっと眠れない　不安で息苦しい

そう思っていたら朝が来ていたのは
きっと本当の不安じゃないから


「夜が明けた。」

たまの旅だと欲張って行き先を盛り沢山にしてしまう
楽しくてあっという間に時間が過ぎて
帰宅して　昨日お題を書き忘れた事に気付く


「ふとした瞬間」