3/3/2025, 9:46:50 PM
最後の日のことはあまりはっきり覚えていない
友人のお母さんが挨拶をして涙していたけれど
当人たちは翌日の試練を控えて泣くどころではなく今更単語帳をめくる人も
静まり返った空間でお腹がなる音も聴こえて緊張感もなかった
外へ出て どちらかと言えば苦しかった生活に別れを告げた事が清々しく
ありきたりなデザインのスカートの裾を翻した
「ひらり」
3/2/2025, 12:49:24 PM
穏やかで優しくて物静かだったはずなのに
たった一言でわたしを全否定して顔も見ずに一方的に離れた
あんな不誠実なモノを信じていたなんて
あの頃のわたしは
「誰かしら?」
3/2/2025, 2:27:43 AM
やっとぽかぽかと日差しが柔らかく
暖房も控えめになって
あなたの好きなかわいい動物のいる公園が
営業開始をする時期が近づいて来た
アルパカにもヤギにもおさるにも
早く会いに行こう
「芽吹きのとき」
2/28/2025, 9:49:04 PM
冷え切った手をわたしの手で暖を取る
冷たすぎて離したいけど離したくない
わたしから体温を奪って心には暖かさをくれる
「あの日の温もり」
2/27/2025, 12:39:19 PM
部屋の片隅でつぶらな瞳でわたしを見つめるまるくてきいろい犬たち
山のようにたくさん積み重なって置き場所にも迷うけど
発見するとついつい連れて帰りたくなって
あなたにも頑張ってもらってゲットして一緒に帰る
「cute!」