一筋の光
見つけられたら幸運なことだ
どんなに頑張ったって見つけられない人もいる
待ってるだけじゃ何も始まらない
今日も暗闇の中、光を探して歩き出す
もう疲れてしまったけれど歩き続けてやる
その先にあるものを絶対に掴み取る
たそがれ
小さい頃はなんとなく『かっこいい』と思っていたけれど今は『切ない』と感じる
大きくなって自分の価値観が変わっていくのは嬉しくて少しさみしい
たそがれる空を見つめて自分の心もたそがれる
私の日記帳
唯一本音を包み隠さず言うことができる最高の話し相手
今日も一方的に話を聞いてもらう
遠い日の記憶
小学1年生の頃、恐竜が自分の住んでいる町を襲い踏み荒らす夢を見た。しかも博物館で見た骨のティラノサウルス。
目が覚めた時怖くてこわくて正夢になったらどうしようと不安になって母を起こして夢の内容を聞いてもらった。夢を話すと正夢にならないと聞いていたから。
母は「あら〜大丈夫大丈夫」とちょっと適当に答えたけれど人に話せたことに大いに安堵しその後はちゃんと眠れたはず。
未だにふと思い出す。巨大な骨のティラノサウルスが町を襲っている様子を一枚絵で詳細にはっきりと。よほど衝撃的な夢だったのだ。
今同じ夢を見たら「おもろい夢だった」で済ましてすっかり忘れてしまうだろう。
自分にも純粋な頃がたしかにあったのだと思いを馳せることができる遠い日の小さな記憶。
空を見上げて心に浮かんだこと
ふと空を見上げたら太陽が地平線に沈む頃
空がオレンジ色で青色で雲と混ざり合ってひどく幻想的だ
この世にはこんなにも綺麗なものがあるのだ
見上げている自分は疲れ切って向上心もなく日々に文句をつけてだらだらと生きている
あの空に溶け込んでしまいたい
そうしたら自分も誰かの心に響く存在になるんだろう
でもこんな自分がいる空はもう幻想的な色を出せなくなるかもしれない
それに自分が空の一部になったらこの空を見上げることができなくなる
空の一部になったら何を感じるんだろうか
何も感じないのだろうか
悠久を過ごすことになるのか
ぞっとしないな
ああ、妄想をつらつら重ねて太陽を見送る
こんな贅沢な暮らしってないな
生産性の全く無い無駄な妄想
何で出たかわからない涙を拭く
明日も綺麗な空が見られますように