8/18/2023, 10:05:12 AM
鏡は魔を引き寄せやすい、らしい。
それもそうだ。なんせ、鏡は全てを映しだす。
醜い者は鏡に潰され、美しい者は鏡に溺れ
見たくないものを残酷に反射して…鏡を恨んだことのある人も、それほど少なくないだろう。
それでも、こんなふうにありふれてて目にする
もう、鏡自体が「魔」なのかもしれない
8/15/2023, 10:15:02 AM
足をつけることは怖かった。なんせ、真っ暗だ。
空も海も境が曖昧になって溶け出している。よくもまあ、星は輪郭を保てるものだ。
夜の主役は視線をずらさず微笑む
やけに響く波のおと
いずれ暑さの主犯がやってくる それが待ち遠しい
まだ遊び足りない はやく明けて!
8/10/2023, 2:02:52 PM
私の夢と私をのせて走る列車。座席は赤のベルベット、窓枠がしっとりしているのは、さっき小雨が降ったから。
外は満天の星空、夜はホームシックになって胸が掻きむしられる。ブランケットが命綱だ。
大丈夫、もうすぐ終点。
気に入りの傘、カバン、帽子も忘れちゃいけない。
幸せだった今までの思い出を抱きしめて出口に立つ。ほら、私の終点だ。
8/7/2023, 11:31:37 AM
運命に抗う、みたいな…そういう話が無数にあるけれど、でもその、「抗うことにな」ったのも運命じゃないの?と私は思う。
ー星空が決めた始終は滞りなくすすみ、それは自覚することさえできない。
もしできたと思うならそらは虚構で、あなたが勝手に生み出した妄想でしかなく、抗うなどという無知蒙昧な行動と思想は哀れで醜く滑稽だ。
星空を揺らがすことのできない私は、ただ愚かに踊る
8/4/2023, 12:03:44 PM
つまらないなんてつまらない!ほら、楽しさのアンテナを張ってごらんよ、はやくはやく!