風景 2025.4.12
思い描くのは通学路
高台にある中学校で
町全体が見渡せる
古い町並みが残る地区
世界遺産のお寺の境内の
西門から東門までを通り抜ける
閉門の時間が近付くと
僧侶が声をかけてくれる
五重の塔を背景に
春には桜が咲き
秋には紅葉が色づく
贅沢な通学路だ
君と僕 2025.4.11
君との出会いは駅前の喫茶店
本がたくさん置いてある店で
静かで僕好みの店
コーヒーの香りが漂う店内
君は髪をうしろにひとつに結び
カウンターで優しく丁寧に
ネルドリップにお湯を注いでいる
常連客である僕を覚えてくれたようで
しばしば会話をするようになった
淡い恋心を抱きつつも
今はこの距離感がちょうどいい
夢へ! 2025.4.10
歳を重ねるにつれて
夢はなくなるものだと思っていた
毎日、変わりなく平凡に過ごすものだと思っていた
でも、今は違う
小さな夢、大きな夢
新しい夢ができる度に嬉しくなる
叶えるために何ができるのか
じっとしている時間がもったいない
夢へ向かって歩き出そう!
人生が豊かになるはずだから
元気かな 2025.4.9
大切な人たち
毎日が慌ただしく過ぎる中で
思い出すこともなく
ただ月日は流れる
忙しいを理由に足が遠のいている
日常の忙しさから離れ
時間の流れが緩やかになり
物思いにふける時間にふと思い出す
元気かな。。最近は電話さえしていないな。。
行けば必ず笑って喜んでくれる
その笑顔を見るために
今年の夏は会いにいこう
遠い約束 2025.4.8
あの日かわした約束
覚えていますか
一緒にいるのが楽しくて心地よくて
時間を忘れるほど語り合った
恋愛の話、仕事の話、旅行の話
話題が尽きることがなかった
50年後もこのメンバーで
一緒にいたいねと約束をかわした
あれから月日が流れ
頻繁に会う機会が減ったが
集まればあの頃のままだ
50年前の私たちの約束
それを叶えるためにも
元気で笑顔多めの毎日を過ごしていこう