空に向かって 2025.4.2
空が好き
空に浮かぶ雲を眺めるのが好き
空を描く
思うように描けなくても
思うような色が作れなくても大丈夫
私なりの空ができるから
休日の朝
春の青空に優しい雲が浮かぶ
絵を描きたい気分
パレットを片手に
空に向かって絵筆を構える
はじめまして 2025.4.1
新しい季節がやってきた
教室でグループごとに自己紹介
「はじめまして」があちこちで聞こえる
緊張して、声が小さかったり
盛り上げようと張り切る子がいて
笑い声の聞こえてくるグループもある
この時間がなんとなく疲れてきた私は
隣に座って窓の外を眺めていた彼に話かけた
彼も小声で共感してくれた
教室を出て中庭のベンチに座る
改めて2人で「はじめまして」の自己紹介
話をするのが苦手だと
言葉を丁寧に選び
ゆっくり穏やかに話す声が心地よかった
さっきの時間の何倍も楽しかった
また今日の話の続きを聞かせてほしい
あなたのペースでいいから
またね! 2025.3.31
朝早くに
おばあちゃんが亡くなったとの連絡が入る
大往生だった
気持ちの整理がつかず何も手につかないので
おばあちゃんとの思い出をたどってみる
小学生の頃までの夏休みは毎年会いに行った
帰り際、帰りたくないと泣いた
結婚式には足が痛いにもかかわらず
遠くからお祝いにかけつけてくれた
会えばいつも背中をさすってくれ
がんばりんさいと応援してくれた
温かくて優しく、よく喋りよく笑う人だった
大きな愛情をたくさん注いでくれて
ありがとう
またね!来世もおばあちゃんの孫でいますように。
春風とともに 2025.3.30
新学期が始まる
新しい制服、新しい鞄、新しい靴
今の私には少し重たく感じる
不安や心配が頭の中を支配し
身動きがとれない
このまま始まらなくてもいいのにとさえ思う
空を見上げる
青い空は穏やかで薄く雲が流れている
風が吹き、頭上で桜の花びらが舞う
少しずつ気分が晴れてくる
なんとかなるよね
春風とともに一歩ずつ進んでいこう
涙 2025.3.29
毎日、音楽を聴く
彼の音楽がほとんどである
私を虜にして数年がたつ
話す言葉や声も魅力的で
いつかライブに行くのが夢になった
聴き始めた頃から大好きだった曲を
ライブで聴けたときは感動して
自然と涙が溢れてきた
そんな経験は初めてだった
だから、あなたの音楽はやめられない