あの子みたいな 素直さがほしい
あの子みたいな 優しさがほしい
あの子みたいな 明るさがほしい
あの子みたいな 愛嬌がほしい
私には 与えられなかったもの
私には 得ることのできないもの
私には 感じることのないもの
私には きっと一生 分からないもの
あの子の両親みたいな
一途に愛をくれる両親が羨ましい
私の両親は
私をあの子と比べて 何も出来ない子だと言い
笑い 怒鳴り 絶対認めない
私には 何が足りない.........?
あの子がいる限り
両親の 私に対するないものねだりは止まらない
だから私は 幼なじみの あの子 は好けない
あの子には きっと一生 分からないもの
根っからの いい子ちゃんの貴女には
私が心底思ってること 絶対に分からない
最低な幼なじみでごめんね。
_ ₀₇
女 ってめんどくさい
そこまで仲良くもないのに 誕プレ贈ったり
聞きたくもない奴の 惚気け話聞いてあげたり
思ってんのかわかんないけど
とりあえず 可愛い って褒め合ったり
変な時に 友情 持ち出して
意味もなく 団結 してるし
かと思えば 即解散 だし
何したいんだ
とか言ってる自分も女だから
どうしようもないな
好きでもないのに いい子ちゃんな女
演じちゃってますよ
つまんないの。
_ ₀₆
雨は憂鬱だし
晴れは鬱陶しい
曇りは気分下がるし
雪は儚すぎる
初雪だけだけど
ところにより雨 なら
土砂降りになってくれ
あの汚さが
一周まわって気分上がる
私の同志、誰かいるかい。
_ ₀₅
特別な存在ってナンダヨ
私にはそんな人居ないぞ
そして私をそう見てる人も居ないぞ
きっと おそらく いや絶対
私は幼なじみくんの特別な存在になりたかったよ
でもキミはモテるからさ
地味陰キャのうちとは不釣り合いよね
知ってた 笑
離れたとこ行っても元気でな
うちはあと1年高校がんばるよ
ただ いつか伝えさせてほしい
私の特別な存在になってくれ って
ダメだ笑ける ちょっと厳しそうだわ。
_ ₀₄
母親の機嫌を窺って
父親の怒りを買わないようにして
友達には雰囲気合わせて
先生にはいい子ちゃんで対応して
好きな人には好きっていえなくて
嫌いな人にも嫌いって言えなくて
私はたくさんの顔を持ってる
みんなもきっと そうでしょ
本当の自分が通らない世の中
偽らないと報われない
バカみたいだよほんと
生まれたら 死ぬだけなのに
どうしてこんなに苦しいことで溢れてるのさ。
_ ₀₃