-秋恋-
ただ、愛が欲しかっただけだったの。私は貴方が大好きだった。共通の趣味、共通のファッションセンス、色々繋がっていたね。
だけど、心は繋がっていなかったみたい。私たちは自分の欲望のままに相手を傷つけた。だから私が振った。
この関係を断ち切るために。
どうか嫌わないで欲しい。互いのためなんだ…。 私は最近、本当の愛を手に入れた。相手を思いやれる心も、相手の全てを受け入れる寛容な心。この数年で人ってこんなに変わるんだね。だから貴方も変わってください。本当に人に愛されたいなら。
貴方を振った秋、とても苦いの恋だった。
-大切にしたい-
今まで大切にしたい物とか人ってあんまりなかった。だって、どちらもちょっとしたことで壊れるのだから。
私は、友だち…いや、親友とも呼べる人がいた。その人は、毒舌で頭が良かった。でも、たまに優しいところもあった。だから、私みたいなバカな人でも仲良くなれるかと思ったら、共通の話題があってとても嬉しかった。でも、数年後突然話をしてくれなくなった。だから私が話しかけると、『うるさい、話しかけないで』って言われた。私たちの友情が壊れた音がした。それから私は、本当の友情を求め友だちを何人かつくった。でも、すぐ離れてしまう。『悲しいどうして。』心の中で探し続けた。本当の“情“を。
でもね、やっと見つけたんだ。本当の“情“。本当の“情“って、身近にある。親の愛“情“、親友の友“情“とか沢山あるよ。だからね、私、『この人たちを大切にしたい、決して壊さぬように優しくしたい』ってね。
-時よ、止まれ-
私は昔思ったことがある。あと何年生きれたら幸せになるかと。その時は、とてもじゃないが精神が安定していなかった。いつになったら楽になるか、助けてくれる人が居るのかと不安でいっぱいだった。
だが、人生捨てたもんじゃない。周りを見れば、友だちや大人たち、大切なひとが居るじゃないか。
最近では、精神が安定していき楽しい毎日になっている。精神が安定していくと趣味って増えるんだ。
今では、文章を書くこと、料理をすること、沢山楽しいことが出来た。『あぁ、生きてて良かった。』
こんな素晴らしい世界をずっと心の中に閉まっていたい。だから、『時よ、止まれ』ってね。