ぱりんこ

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1/16/2025, 3:51:15 PM

透明な涙

透明な涙ってすごく悲しいものだと思う。だって誰にも気づかれ

ないまま悲しまなきゃいけないんだもの。

本当にそうなのかな、誰にも気づかれない優しさを含んだものな

のかも。

1/15/2025, 4:36:20 PM

あなたのもとへ

あなたのもとへ駆け出したい

もう少しでお別れになっちゃうから

あなたと少しおしゃべりしてみたい

ずっと君の横顔をみてたから

自分にあと少しの勇気がほしい

あなたのもとへの……

1/14/2025, 4:54:37 PM

そっと


あなたをそっとみている。

幼い表情もくるくるの髪の毛も

いつまでもずっとそっと恋してるのかな

1/24/2024, 1:56:54 PM

お茶が飲みたくてポットでお湯を沸かす。いつもと変わらない日常。そう、変わらない日常。もくもくと湯気がたつ。生ぬるい部屋のあたたかみや湿り気をそえて。
「あっちっち」
お湯があつすぎた。もうちょっと冷ませば良かったかしら。そう思って机にコップを置く。
うとうとして少しだけ机にある写真をみてみる。机には彼の写真がおいてある。初めての彼氏で、初めて亡くした彼氏。これが2人でとった唯一の写真だったのだ。
逆光でみえない2人。確かに存在した彼。
「楽しかったなぁ、ほんとうに。もう一回帰ってこよーよー」
そんなことを言いながら、写真の彼をつんつんしてみる。
また逆光の中できっときっとめぐりあってまた恋をしよーね。

9/7/2023, 3:10:01 PM

ロンリーメトロポリタン

雨の音はこんなにも五月蝿いのに私は1人ぼっち。
夜髪を梳かしながら考える。私はキラキラな生活に憧れて上京してきた。初めて東京に来た時の感動は忘れられない。
しかし思いもしなかったことだが、そんな生活にはすっかり飽きてしまった。飽きてしまったというより、憧れに届いて辿りついてしまった後の虚無。最近はなんだか分からない気持ちが溢れそう。カーテンのレースをなぞったり壁の凸凹を数えたりしてボーッとしてみる。突然、小さい頃踊っていたお祭りの踊りを思い出した。今日着ていた服のままで鏡の前に立って舞う。仰々しい服に身を包んだ幼い私が踊っている。派手すぎるピアスが汗と共に踊る。気づいたら涙も出てきていた。私やっぱり東京は合っていなかったのかもしれない。明日の夜明け、きっと、家に帰ろう。
【踊るように】

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