『約束』
先日タレントのみうらじゅんさんといとうせいこうさんの「約束」のネット記事を目にした。「三十三年後の三月三日、三時三十三分に三十三間堂の前で会いましょう」という約束が三十三間堂のご厚意のもと大勢のファンも交えて実現したという。
まず、なんとも先の見えない曖昧な約束だと思った。なんならちょっと呆れた。だって、33年!私は先々月に35歳になったんだ、私の生きてきた時間とさほど変わりがないではないか!そんな長い長い約束が本当に果たされるものなのか。タレントが口にしてさらに書籍として残っているという事実の持つパワーよ…。
でもそれってちょっとステキだな、とも思った。そんなにも長い長い約束を誰かが覚えていて実現したいと言う。そんな保証はないけれども言ってみる、できたらいいねって希望を込めてみる。未来への期待が持てるということはとても幸せなことだ。
当日会場では「また三十三年後…」という「約束」が交わされたそうだ。先の見えない長い長い約束、未来へ期待を持つための長く幸せな約束。
『さぁ冒険だ』
自宅の本棚から、あるいは本屋で。
一冊手に取れば、どこへでも行ける。
昔の日本、数年前の外国、神話の世界。
私たちの世界に似た別の世界にだって。
チョコレートと暖かいコーヒーを用意して、
家事も仕事も何もかも全部ぜ〜んぶ忘れて、
さぁ、冒険へ出かけよう。
『帽子かぶって』
帽子が似合わない。
壊滅的に似合わない。
頭の形というより大きさか…とにかく、かぶると変、その一言に尽きる。
オシャレアイテムとしての帽子は、もうとっくの昔に諦めてしまった。なので、私にとって帽子は防寒着、雪かきの相棒となった。
今年はあまり雪かきの必要がない穏やかな冬だ。それでもこの先、雪が積もる日はあるだろう。
それまでお休み、私の帽子。
『暗がりの中で』
真っ暗闇の中に色とりどりの淡い光が灯っていて、その中を仄かに発光する錦鯉が自由に泳ぎ回っている。
踊るように。
歌うように。
楽しげに。
時に、迷ったように。
狂ったように。
あるいは、悲しげに。
でも、力強く、逞しく。
サカナクションを聴く時の私の中にあるイメージ。
『忘れたくても忘れられない』
好きだったの。
私なんかに振り向いてくれるはずないってわかっていても言わずにはいられないくらいに。
貴方にも忘れられない人がいるって知っていたのに。
私はあの人とは似ても似つかないのに。
あの日、貴方に抱きしめられて優しく口づけされたこと、一生忘れられない。
例え貴方に気持ちがなかったとしても。