『輝き』
この人生においてあなたは唯一の光。
なんの躊躇いもなく、そう言い切れるよ。
この人生はあなたに出会った瞬間から暖かい色を伴って輝き始めた。
どんな環境にいても、どんな気持ちでいても、
幼い頃からずっとそばにあなたがいる。
あなたの魅力を余すことのないように、もっともっと努力したいと思えるんだよ。
あなたがもっと輝いて、更にたくさんのものを照らせるように。
もしそこに私の個性が織り交ぜられて、いい影響を与えられるようになったらどれだけ嬉しいか。
あなたは沈まない太陽だ。
『ココロ』
特別悲しいことがあったわけでも、特別嬉しいことがあったわけでもない。
嫌なことを忘れようとして、ただぼんやりと浮かんでいた。
なにもないわけではない。
ただし満ちてもいない。
世間はこれを我儘と言うのだろうが、どうしようもない虚しさに駆られる。
久しぶりに外に出てみた。
曇りの日のほうが親しみやすい。
そんなことを思った。
なんだか、とても楽しい。
『やさしい嘘』
君とはずっと、友達でいたい。
それでいいの。
『透明な涙』
人に優しくしようと思った。
いい人ぶってると言われようが、外面だけよく見せようとしてるだけでしょと言われようが。
人に優しくありたかった。
それ以外に、私はできることがないから。
それでも、「人に優しく」なんてのは、私じゃなくてもよかった。
それを手放してしまったら、空っぽなのに。
なにが本当でなにが嘘か、なんていうふうに簡単に割り切れるものじゃない。
全部本当じゃだめ?
誰かの涙を拭えても、自分の涙を拭えない。
気づくことさえできないから。
『あなたのもとへ』
君へ届けたい本当に大事な気持ちはいつまでも届かなくて、
届かなくてもいい、今となっては届かないでほしい言葉だけが伝わってしまう。
こんなことばっかり繰り返してる。
いい加減、自分に呆れる。
なんでこんなにもどかしい。
傷ついてほしくないだけなのに。