君は今
遠く離れた
遥か彼方の
銀河すらこえてしまうような
身近で
すぐに触れることができる
そんな所にいる。

触れることなんて出来ないのに
君がそこにいることがわかる。
君の姿なんて見えないのに
君がそこにいることがわかる。



いつか君のところに行きたいよ。
君は今、どこにいるんですか？

「君は今」

物憂げな空を見つめた
重苦しい
晴れる気配は無し

私の心も重苦しい
晴れる気配は無し


「物憂げな空」

太陽のような
明るくて
暖かい
時にあつい
そんな人に
なりたいです。






「太陽のような」

かさり
かさり
がさがさ
ざくざく
ばさっ
ひらひら
かさっ






「枯葉」

待ってて
私が貴方を
孤独の溝から
出してあげる。

待ってて
僕が君を
孤独の渦から
助けてあげる。

待ってて
あたしがあなたを
孤独の穴から
救ってあげる。

お前も、もう少し待ってて。

「私があの子を出したように」
「僕があの人を助けたように」
「あたしがあいつを救ったように」

俺がお前を
孤独の闇から
引っ張りあげてやる。


だからお前も


あいつを孤独から助けてやってくれ。




「待ってて」