僕は好き嫌いが激しくてさ。
　結構好きなものと嫌いなものわかれるんだよね。例えば蒸しパン。これは小さい頃から苦手。
　食感と味が僕には合わなくて…。あ、紅茶も苦手。紅茶の香りとか味が合わない…。
　あとは物とか…ハマれば一瞬なんだけど、ハマるまでが結構長い…。
　それに、1度ハマったものから抜け出せばその後は嫌いになるというか…興味が一瞬でなくなっちゃう。
　だから口が悪くなりがちなんだよね。直さなきゃなぁ。

　明日なんて来なくていい。
　来たら僕らが苦しむだけ。特にうち。
　現実で生活をしてるんだ。基本、リアルの体が休んでる時しかあまり来ない。うちは。
　リアルの体の疲れが取れていなさすぎる。
　前一度久しぶりに出たんだけど、あまりにも疲れが溜まりすぎてる。
　だから最近は、周りが喋ってない授業や発することがない授業にだけ出るようにしてるんだ。休ませるために。
　でも、うちはまだよかったかもね。
　周りに人間がいるだけでだいぶストレスが溜まる。
　こんなにも溜まるもんなんだね…うちはそこまで人間嫌いじゃないから、分からなかった。
　うるさい、気持ち悪い、死にたくなるの3コンボだ。不愉快でたまらない。
　家族も家族だよ。母親は隙あらば愚痴ったり八つ当たり。
　兄とやらは妹たちのような存在に対してシスコンだし。
　妹たちのような存在は普通にしつこい。うざい。父親だとかいうもんはとにかくうざい。言うこと一言一言がうざい。
　なんで改めて産まれたんだろう…。産んだことに感謝しろとか言われるかもしれないけど、僕別に産まれたいなんて言ってない。
　勝手に子供産んだだけだろ…それにこんなに散々にされている奴らで、うちにストレス溜めてくる奴らのくせに。
　好きになる要素が僕にはよく分からないな…こんな性格してるからだめなんだろうけど。
　でも、自殺を考えているのは本当。リアルで変化がないなら、こっちから仕掛けようかなって。
　ほんの少しの嘘だけど。

　言葉というものは残酷で。
　時には支えになって。特には凶器ともなりえるものだから。
　様々な形になる言葉って凄いと思う。
　面白くもなる迷言。感動となる、支えとなる名言。愛を伝えられる愛言葉。
　逆に、誰かを傷つけてしまう悪口、罵倒、誹謗。
　有名人は特に大変だと思う。｢この言葉は名言だ！｣みたいに称えられることもあれば、｢こいつはおかしい｣とか誹謗を受けることがある。
　みんなはただの噂に振り回されやすい。
　｢○○と○○が付き合ったらしい｣とか｢○○がやらかしたらしい｣とか。
　"らしい"って言ってるのにも関わらず、本当のことのように噂を広めて。
　簡単にみんなは騙されて。信じて。
　だから言葉というものは強い。たった一つの嘘を言っても、一つ二つ証拠を作れば簡単に信じることが出来る。
　凄いよね、言葉って。どうやって生まれたんだろう。
　そもそも言葉を僕らはなんで発することができるんだろう。
　不思議だよね。そういうの、考えても仕方ないって分かってても気になるな。
　でも僕は言葉なんてものは大っ嫌い。
　たった一つの言葉で誰かを追い詰めることも出来る言葉。しかも、嘘を簡単につける道具。
　大っ嫌いだよ、言葉なんて。
　言葉一つで簡単に気分は落ち込んで。追い詰められて。
　人間なんてものは、都合が合わなかったり面白半分だったりで簡単に嘘をつく。
　その嘘一つは誰か1人にとって大事なのに。
　その言葉で今までどれだけうちが苦しめられてきてると思ってるんだか。周りの人間はもう少し考えるべきじゃないの？
　自分の言葉に責任を持てない人間。そいつらは本当に、大っ嫌い。

　僕は我儘だから。
　みんなの1番であることを願ってしまうんだよね。
　おまけに承認欲求も強くてさ。本当に、面倒くさくてだるいやつだよね。分かる。
　誰かの一番にあり続けたい。
　そんな気持ちがずっと強くて。うちの周りの人を見てると、余計に思うし。
　やっぱ人間と僕は合わないとも思う。
　人間ってね、誰からも興味を持たれないことが一番苦しいことなんだって。
　存在を認められないから〜みたいなことを聞いたことがある。それは確かにあると思う。
　やっぱり人間は誰かと関わらなければ生きていくことなんて難しいと思う。
　もちろん中にはいる人もいるだろうけど。
　友達なんて作るだけ無駄なんだって。
　作れば作るほど、そんな想いは強くなるだけで。｢この子の1番になりたい｣って。
　｢僕だけを縋って欲しい｣なんて。依存してるみたいなこと言って。
　友達に依存なんて、絶対にしたくない。相手がとにかく僕を求めてくれるなら依存はしてもいいかなとは思うけど。
　でもそうじゃないなら、絶対にしたくない。
　なんでか勝手に思っちゃうんだよね。僕だけを見ていてくれるなら。僕は喜んで友達になる。
　友達なんていつか離れる。中学でも、高校でも、大学でも、社会でも。
　でもいないと空っぽな気持ちにしかならないんだよね。
　誰からも好きになられないし何も満たされない。虚しい気持ちにしかならなくて。
　ゲームとか、何か趣味があればまた別なのかもしれないけど。
　僕には趣味なんて特にない。だから特に。
　いつまでも独りぼっち。

　みんなそうだよ。
　みんな勝手に、どこかへ行くんだよ。僕の近くにいたはずなのに。
　いつの間にか、いなくなってて。気づけば僕は独りで突っ立ってて。
　すごく暗い。幽霊なんかよりもずっと怖いよ。
　独りでいることしかできない僕なんか大っ嫌い。
　何度鏡を見ても、僕の容姿なんて、すごく汚くって。すごく醜くて。すごく、可愛くもないしかっこよくもない。
　だからみんな離れたんだって。
　そう考えると、醜い自分も大っ嫌いだけど、容姿だけで判別してるみんなもなんとなく気持ち悪くなって。
　ならもう1人の方がマシなのかな。
　ただ、ずっと信用してた人がいなくなったのは悲しかった。
　心に傷ができたみたいに。ずっと痛かった。締め付けられて。自分や周りの人への絶望ばかりで。
　今も、なんで生きてるんだろ。
　行かないでって。何度叫んでもみんながこっちを見ることなんてなかった。
　振り向いてくれた人だって、迷惑そうな顔をして。あ、僕っていらない存在なんだって。
　みんなにとって邪魔にしかならない存在なんだって。
　僕なんていらない存在。
　いつか消えるから。いつか死ぬから、その時まで待って欲しい。
　ただ、もう、なんとなく友達なんて存在は作りたくない。
　そりゃ仲良くできるならしたかった。
　でももう気持ち悪いとしか思えないから。僕には到底向いてないしいたら可哀想だよ。
　友達なんてくだらないから。

　…ふと最近思う。
　僕がこのアプリを消してしまえば、データを全てなくしてしまえば。誰か、悲しく思ってくれるのかな。
　絶対そんなわけないか。
　期待するだけ無駄だし。そもそも僕なんかの文章、わざわざいいね押してくださっている方々は仕方なくしてるんだし。
　淡い期待なんてするなよ、僕。

　山の天気って、移り変わりが早いよね。
　すごく快晴だったのに。どこまでも続く青い空だったのに、急に大雨が、降り続く雨が襲ってきて。
　そう考えると、山の方に住む方々って大変だなぁって思う。
　凄いよね。僕には到底できないことだ。それを、もう慣れとしてやっている方もいる。
　本当に、凄いよ。

　僕はね、好きになったら面倒くさい。
　恋は盲目…ってやつかな。好きな人以外なんて興味なくて。
　好きな人が犯罪を犯しても、一緒に逃げようって、一緒に共犯になる。それ以外の選択肢なんて生まれない。
　好きな人が死にたいって言えば、心中する。もし相手が先に死んだら、僕も後から死ぬ。
　凄く、面倒くさいでしょ。
　別にヤンデレでもメンヘラでもないと思うけど…依存癖は酷いかも。
　僕の好きは、依存するのと同じ。好き＝依存、みたいな感じ。
　でも多分よっぽどなことがない限りは好きにならない…かな。
　前のこともある。今は誰も会いたくなければ見たくもない。
　声だって一言も聞きたくない。
　俺のときだったら優しくされたら好きになってたかもしれないけど、今はちょっと…。
　でも、僕のために尽くしてくれる人は好き。
　それだけはずっと変わらない。僕のために、可愛くなってくれる。僕のために、かっこよくなってくれる。
　僕のために、頑張ろうとする。
　健気な子はやっぱりいいよね。
　そんな子ほど、裏切ったりするものだから。あまり信用ならないけれど。