snowsiou

Open App
11/2/2022, 2:50:50 PM

今日、このアプリを開くのは、寝る前です。
ウサギのケージの隣に布団を敷いて、あとは電気を消すだけ、という体勢で書いています。
目的は文章の練習、特に、瞬発力を得たいと思っています。
若い頃はひょいひょい出来ていたことが、ちょっとサボっただけで、頭も手も動かなくなる。本当に、恐ろしい。
というわけで、スプラトゥーンの復習もやってから寝ます。最近は、バイトして、オープン参加して、ナワバトラーで2勝したら終わり。
では、行ってきます。

【眠りにつく前に】

11/1/2022, 7:46:22 AM

(注釈)現在、男児出生の際には、すみやかにインケイを切除、フグリは発育状況を見て、後に二分の一、もしくは全摘出が推奨されている。(人科法による)

(注釈)現在、養育資格を保持する成人が、妊娠と出産を希望する場合、母性にのみ種子選定の権利が生じる。(保人法による)

(注釈)現在、子供を養育する期間、資格更新を基準として、その環境への補助が行なわれる。(内国法による)

長い混乱の果て、科学が導き出した新しい風は、“男という病の排除”だった。
社会の中の性比率が整うと、犯罪は大きく減った。
もちろん人口も激減するが、想定内である。
誰もが目にした新しい風は、間違いなく、この星の意思なのだ。


【理想郷】

10/30/2022, 3:35:38 PM

先週、コミカルにさえずる小鳥の動画にハマった。
そのコキンチョウという小さな鳥は、同居仲間に、飼い主に、早口に訴える。かわいいし、けたたましい。鳥のコミュニケーションは、受取る側次第だ。

うちには、手乗りの桜文鳥がいた。
小学生だった娘がペットショップで見初め、大事に育てた。大きなケガもせず、11年生きた。
文鳥もまた、コミュ力の高い生き物だ。
人の行動に合わせて、よく鳴き、よく歌ってくれた。

今も、小鳥の歌声から耳が拾おうとするのは、聞き馴染んだあの声なんだ。


【懐かしく思うこと】

10/29/2022, 1:46:45 PM

宝くじを買い続けている。
一人娘が私立中学の受験を決め、それまでのパート収入だけじゃツラいと思い立った日、ロトの数字を選んだ。
億で当たれば、学費を超えて余裕を持てる。
広い家なんぞはいらぬから、単調な労働から離れて、自由に学びを得たいと望んでいた。
しかしまあ、当たらない。
娘は私立中学から私立高校へ。
夫は転職したものの、体調を崩して退職。
今当たってくれたらと涙する日々があった。
そして、娘は大学へ。
ここで当たったらなあと思いながら、奨学金の手続きをした。

もう13年。
宝くじを買い続けている。

娘は好きなことを仕事にしたし、夫も徐々に社会復帰を進め、フリーランスで好きにやっている。
出ていくお金に感じるストレスは、大きく減ったのだが。
億で当たれば、老後資金を超えて余裕を持てる。

きっと、新しいページが開けるような。


【もう一つの物語】

10/28/2022, 10:30:38 AM

視覚に頼らず、異質を検知。
聞き慣れない音。
心持ちを逆撫でするにおい。
近いのか?
不意に、足裏がぬめる。
何だ?
ああ、いやだ。助けを呼ぼう。
ダン。
ダンダン。
足を踏み鳴らして、周囲に知らせるのだ。
誰か。
ダン。
誰か。
ダンダン。

あ。明るくなったぞ。

「静かにね。あら、食糞に失敗したね。床を拭くから待って。大丈夫、気がすむまで撫でますよ」

※ウサギさんと暮らす我が家の日常。皆が寝静まったあと、足ダンを繰り出す。老齢にかかり、食糞が下手になった。

【暗がりの中で】

Next