澄んだ瞳____
自分の目ほど気持ち悪いものはない。
神様が舞い降りてきて、こう言った____
「しょうがない」
誰かのためになるならば____
誰かのためになるなら、
自分なんてどうでもいい。
ただ、誰かのために
自分の大切なものを犠牲にされるなら、
その誰かなんてどうでもいい。
鳥かご____
気持ち悪い。
自己肯定感低いとか、
自分が嫌いとか、
周りにどう思われてるか不安とか、
そういうレベルじゃない。
簡単に言えば、毎朝起きて鏡を見ると
自分の顔は大きな幼虫の顔ってこと。
気持ち悪いでしょ?
嫌いとかの問題じゃなくて生理的に無理でしょ?
それと一緒。
それぐらい自分が気持ち悪い。
鏡の前の自分は全身ぬるぬるの緑色の
気持ち悪い巨大な芋虫に見える。
そんなの耐えられる?
毎日毎日、気持ち悪い存在を見るだけでも嫌なのに、
それが自分だなんて。
気持ち悪すぎてどうすればいいかわからない。
私の当たり前____
気持ち悪い。
歯も髪も目も口も鼻も肌も顔も。
手も腕も足も爪も性格も口癖も。
とにかく全部が全部嫌い。
大っ嫌いで大嫌い。
気持ち悪くて仕方がない。
そう思ってる。ずっとそう。
なのに、メイクをして髪も巻いて、
おしゃれな服を着た自分を洗面台の鏡で見ると
あれ、?意外と可愛くない?
なんて馬鹿みたいなことをたまに思う。
そんな自分が気持ち悪い。
そのあと、外へ出て周りを見ると、
改めて自分は気持ち悪いのだと自覚する。
インスタの友達の写真を見ると
改めて自分はブスなのだと自覚する。
友達に会って綺麗な目に細い足サラサの髪に綺麗な歯。
改めて自分は気持ち悪くて負け組でブスなんだと思う。
そして、意外と可愛い?なんて言っていた
自分を思い出して吐きそうになる。
毎日毎日そんな意味のないことをしてしまう。
毎日毎日そんな言い訳をしてしまう。
毎日毎日そんな気持ち悪い自分を呪ってしまう。
わかってる。
私には、
歯も髪も目も口も鼻も肌も顔も、
手も腕も足も爪も感情も思考も、
あるのだと。
ない人がいる中、私はそれがある。
それだけで十分幸せじゃないか。
わかってるよ。
でも、
歯の並びも、目の大きさも、口の形も、鼻の高さも、
肌の綺麗さも、顔の大きさも、手の長さも、
腕の綺麗さも、足の細さも、爪の形も、
全部全部、数ミリ。
たったの少しの違いでそれは人生を左右する。
そんなことあっていいのかな?
そんな数ミリで死にたいなんて言ってる人がいるのに。
そんなことあっていいのかな?
全部全部気持ち悪い。
その感情はもう、私の中では当たり前。