真夜中____
真夜中に目覚めちゃった
なぜか泣いてしまった
優しい夢を見た
心まで溶けていくの
その熱が残るような
あなたの夢だった
怒ってよ
振り向いてよ
嘘を付かないで傷付けてよ
ここに並んで眠ってた
あれも、これも、そのどれもが
幻みたいになっていくんだね
恐ろしいぐらいに冷めていたね
「もしもあの時泣いてたらどうしてた?」
そう言えば もう朝だ
鏡の前でボーッとしていて
昨日見た夢のことずっと思い出してる
あの日みたいに笑ってた
あの時みたいに話してた
でも最後には取り乱してしまった
「じゃあどうしたら良かったの?
なんでなんにも言わないの?
わかってあげれなくてごめんね、
でも最後ぐらいちゃんとしたかったよ」
一人で眠っている 二人の痕が残っている
悲しみや疎ましささえ
美しく化けてしまったね
「でも、もしもあの日に戻れたら」
ちゃんとわかってあげるから
ベランダで揺れてた
白い花枯れてた
あの日のまま貼られたカレンダー
捲れないでいた
指輪に気付いてくれなかったね
そして 目を瞑るだけ
幻みたいになってたのに
なぜか前より優しいから
「もしもあの時泣いてたら」
そんなこと言えなくて
こうして二人でいるとさ
時間が戻っていくみたいだね
「もしもあなたが嫌じゃなきゃもう一度」
そう言うと笑ってた
ねぇまさか また夢だ
後悔____
毎日毎日、罪悪感に襲われる。
毎日毎日、自分が気持ち悪くなる。
毎日毎日、過去に囚われる。
毎日毎日、後悔ばかりしている。
おうち時間でやりたいこと____
これは、私の趣味についての実話です。
よかったら見ていってください。
編集が好きだ。
私は、中学生から動画編集を始めた。といっても、「cap cut」という誰でも手軽にできるアプリを使ってだけれど。それでも、いろいろな工夫をして、上手く使いこなすことができるようになった。
この瞬間が好きだ。
作品を作っている時は、スマホをぶん投げたくなる。それでも、もどかしくどこか楽しい。なりより完成した瞬間の開放感がたまらない。そして、私は編集をやめた。
編集が嫌いだ。
中学2年生になってから気がついた。自分は平凡なのだと。ネットの中にはスマホで、ものすごい編集をしている人たちがたくさんいる。そんな中にいる自分は下の下に見えて、惨めで仕方がなかった。
写真が好きだ。
編集をしなくなり、元々好きだった写真に更に興味が湧いた。撮れば撮るほど美しい写真がスマホの中に止まる。最高の瞬間を残しておける。編集とはまた違う良さがあることに今更気がついた。
パソコンが嫌いだ。
受験も終わり、卒業を待つ。そして、私はスマホを置き、パソコンとカメラの前に座る。卒業動画の制作を始める。「ダヴィンチ」というプロもが使うソフトに、私は早速手こずった。2年ぶりの編集だ。感覚も忘れてしまったし、2、3年の時は簡単な文字入れしかしていなかった。YouTubeを見ながらなんとか少しずつコツを掴む。
カメラが嫌いだ。
私は部活中、先生に許可をもらい学校の撮影を行なった。教室や体育館、音楽室に廊下。いろいろなところを動画や写真に収める。それでも、スマホのように上手くはいかず、カメラは自分で角度や明るさ、ピントや色度を調節し、一枚一枚に時間がかかって仕方がなかった。それでも、編集とのイメージを膨らませて撮り続ける。
時間が嫌いだ。
目の前がクラクラと揺れ、私はソファにぐったりとなりかける。駄目だ。目がチカチカする。私はなんて馬鹿なんだろう。二週間前から編集を始めたというのに、今は夜中の3時。今日は卒業式だ。このままじゃ眠らずに学校へ行くことになる。昨日も寝たのは4時。その前も寝たのは2時。視界がよく見えない。それでも、編集し続ける。
別れが嫌いだ。
卒業式が終わってから、私たちは声を上げて泣きながら教室に戻った。一息つき、私たちは先生が来る前に、急いで準備をした。私は学習室から大きなテレビを友達と運び、学年主任から借りたスピーカーを繋いだ。バックからパシコンを取り出す。前には大きなスピーカーとテレビ。そして、テレビの前にはクラスメイトたちが椅子だけ引っ張り出して、目を赤くしている。そして、真ん中には先生の椅子があった。
「いいよ」
私はそう、ドアにいる友達に声をかけて、
先生を教室に入れた。
何十時間もかけて作った卒業動画。いろんな人から写真をかき集め、撮影し編集した動画編集。
担任の先生の大好きな曲、卒業式で泣きながら歌った曲、RADWIMPSの「正解」で作った思い出の5分56秒。
それが今、始まる。
笑顔が好きだ。
音楽が鳴り響き、桜の映像や修学旅行、体育祭の写真に学校の映像。たまに面白い写真なんかが出ると、どっと笑いが起きる。そして、2回目のサビに入った瞬間、一気に周りが泣き始めた。笑顔で、泣き始めた。
「イルカ、あんたすごいよ、ありがとう」
隣にいる友達がそう泣きながら言った。実は、卒業動画を作っているのは、隣にいる友達しか知らなかったのだ。だからか、唯一私が夜中まで作っていたことを知っていた友達にそう言われると、涙が止まらなかった。
私にはわかる。もうすぐ動画が終わると。この場面で最後だと。それがたまらなく寂しい。真ん中にいる先生を覗き込むと泣いていた。
人に興味がなく、音楽の先生とは思えないほど暗い男性の先生。それでも、なぜか人気者だった。みんな担任の先生が大好きだった。特に私は人一倍。だから、パソコンで編集をしてみようと、先生を泣かせてやろうと、今日まで頑張ってきた。
そして、今。初めて先生の涙を見た。
あぁ、頑張ってよかった。心の底から思った。
みんな、泣いているのに笑顔だ。
きっと、私もそうだろうな笑。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
ちなみに、卒業式当日に寝た時間は、5時でした笑。ほぼオールですね。あれ以来、私はパソコンで編集を続けています。
編集って一人なんです。信じられないくらい一人でやる作業で、それがすごく心細くて、中2から上には上がいると知って、編集が嫌いになりました。
でも、それ以上に完成したら信じられないぐらいたっくさんの人の笑顔が見られると今回でわかりました。
これからも写真も編集も続けていくつもりです。
長文失礼しました。
初恋の日____
好きな人なんてできたことがない。
私みたいなブスと付き合うなんて相手に申し訳ない、
と思ってしまう。
私みたいなアホを好きになるなんてもったいない、
と思ってしまう。
私みたいなネガティブ野郎が誰かを好きになるなんて、
と思ってしまう。
どうしよう。このままじゃ絶対恋なんてできない。
だから、自分磨きを頑張ってるつもりだ。でも、どんなにやっても周りの子より可愛くなんてなれない。
まず、自分を好きにならなきゃ
誰かを好きになることなんてできないよ。
君と出逢ってから、私は・・・____
自分を犠牲にすることで安心する。
自分より他人が幸せになったほうが気持ちが楽。
ずっとそうだ。
何も気にせずに幸せを噛み締めることなんて、
私にはできない。