二面性

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4/27/2025, 10:33:18 AM

あ、生きてる。

たまに少しだけ怖くなる。

生きることが怖くなる。

脳に支配される仮初の意思。

意識なんて人間が作り出した物で、

ただの物質に過ぎない。

いつか過ぎるもの。

無くなってしまうもの。

それでこその価値なのか。

感情なんてなければ良かったなんて。

この世界が嘘だとしても、

僕が見てる幻覚だとしても、

綺麗な言葉を紡ぐ君を愛したくなる。

[ふとした瞬間]

4/26/2025, 7:48:50 PM

ピカ、と光った。

まだ少し早めの起床時間。

ホーム画面は君の笑顔。

後悔も何も無い、

納得だけして離れていった。

もう生きてるかさえ分からない。

でも何故か生きてると、

錯覚して決めつけて僕は生きる。

いくつになっても、

離れられない。

[どんなに離れていても]

4/25/2025, 10:20:59 AM

甘酸っぱい人生の糧にする。

たった一言と一言の他愛ない会話。

その中で生まれた息吹。

それが無かったら損などするだろうか。

それでも柔く暖かく残酷に積もる。

もしも君に届くというのなら。

[こっちに恋] [愛にきて]

4/24/2025, 10:50:09 AM

花束を持つ。

渡す人はここには居ない。

がむしゃらに走っていたあの頃。

今はもう走ることさえ出来ない。

諦めることさえ拒んで世界が回る。

懐かしい瞳。

失った夏の日。

枯れた花束を持ってはにかんだ。

[巡り逢い]