もとや

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4/5/2026, 2:18:56 AM

それでいい。

本当にそのままでいいの?
今のままだと沈んでしまいそうなのに。

それでいい。

なんて無責任な言葉。
うまく行かなくてもわたしのせい。

それでいい。

ちょっとだけ、かかとを上げてみる。
視線が高くなった。

それでいい。
わたしはそのままでちょっと変わればいいんだ。




2026年4月5日
お題→それでいい

4/3/2026, 11:32:47 PM

「ひとつだけだよ」

 さっちゃんの目の前にはお菓子がたくさん。
 お店の棚に、かわいいラムネ、おいしそうなチョコレート、おまけのアクセサリーがついたガム。

「ひとつだけ」

 さっちゃんはおかあさんを見て、その腕の中の弟を見た。それから、たまごボーロをとる。

「みったんの」

 おかあさんはボーロをうけとった。

「そうだね、みったんの好きなボーロだね」

 そして、にこにことしてさっちゃんに言った。

「さっちゃん、ありがとう。お礼に、さっちゃんのおやつ、ひとつだけ選んでいいよ」

 さっちゃんはまた、お菓子を見て迷い始めた。



2026年4月4日
お題→1つだけ

4/3/2026, 12:05:32 AM

「大切なものは目に見えないんだよ」

 それは正しいんだと思う。
 でも、やっぱり、目に見えるものとして欲しい。

 愛なんて言葉だけ。
 彼がなにを思っているのか知ることはできない。

 だけど、左手の薬指が目に入る。
 日の光にキラリと金色が光った。

 ほら、これだけでこんなに嬉しいじゃない。



2026年4月3日
お題→大切なもの

4/1/2026, 11:33:24 PM

「別に、好きじゃないよ」

 照れ隠しに言った後、日付に気付く。

「うん、全然、好きじゃない」

 そこで彼女も、日付に気付いた。

「わかってる。わたしも、大嫌いだもん」

 うちにきたばかりの犬だけが首をかしげていた。

「ああ~、ウソウソ。好きだってば」



2026年4月2日
お題→エイプリルフール