夏草
この頃、少し肌寒さを感じ始めた朝
自転車で通るいつもの道も
いつもの空も
なんだか爽やか
夜は虫の音に
夏草の擦れる音
平安時代の姫のよう
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ここにある
帰る場所があるということ　
ここにある
認められる存在であるということ
ここにある
75gの気持ちが響いてくということ
全ては、ここにあるということ
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素足のままで土を踏む。
夜には咲かない水仙と自惚れた私。
白いワンピース、なびかせて月下美人の儚い恋。
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もう一歩だけ、踏み込むと。
もう少しだけ、知ってしまう。
あと少し
確信が核心に迫る頃。
知ってしまう。
ゲノム編集のらしさ　
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見知らぬ街のように見えるのは気の所為で、
何度も歩いた坂を登ってゆく。
綺麗な景色も気の所為で、
何でもない、ただの街並み。
城が口を開けてるよ。
ただ、入るだけなのに、
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