星のかけら
星のかけらを集めてく。
ぎっこん、ばったん、
星のかけらを潰してく。
ぎっこん、ばったん、
星のかけらを広げてく。
ぎっこん、ばったん、
星のかけらを紡いだら。
ぎっこん、ばったん、
星のかけらのスカーフが御夜空舞って飛んでった。
ぎっこん、ばったん、
星のかけらのかけらたち集めてまた作りましょう。
ぎっこん、ばったん
さぁ、そろそろ帰る時間よ
はーい
また来ようね。
そうだね。
今度はお父さんとお母さんにも乗ってもらうの。
星のかけらのスカーフいっぱい作ろう。
うん!
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追い風に吹かれながら季節外れのソーダを買った。
プシュという音に爽快感を感じる。
「寒い冬に冷たいソーダ、
はは、何にもあってねぇーな」
うちの近くに大きな木が立っている。
最初は二、三匹だった鳥もその木が実をつけると
大きな群れになり実を頬張る。
ビビビビ、と大きな声で鳴く鳥たちはまるでアラーム
「大群になるとうるせぇな」
この周辺の人たちはこの鳥を
『5時の鳥』
と呼ぶ。
何故って? そりゃあ勿論5時に鳴くから。
鳥について調べると むくどり という鳥らしい。
漢字で書くとこう椋鳥。
ギャーギャー鳴くときもあればピピピ、
と可愛らしい声も、
空に飛んでく椋鳥。
風に煽られ雲が舞い上がり夏の空のよう。
なんだかちょっと好きになってきたかも。
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冬晴れの雨の日。
ちらほら雪が舞う地面に。
冷たさを感じて雪が溶けた。
吐く息は白く…濁って固まった。
晴れてくると何もなかったようね。
私の始まりは冬晴れの日。
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幸せとは、何でもない日を生き抜くことだと
私は思っている。
例えば、今日大きなプレゼンがあるとする。
前もって準備できたらとても良いのだが、
急に抜擢されプレゼンをしざるおえなくなったとき、
生きねば、ととても思う。
成功させ認めてもらわないと
会社の為にならないのだから、そして、
大きな事が終わったとき幸せを感じたりする。
また、今日はなんにもすることがないなと思っても、
何もしないのでは幸せは感じにくいと思われる。
それが幸せならとてもいいと思うが、
少なくとも、私は今日何もしていないと
時間無駄にしたかもと思う。
沢山、山を乗り越えると幸せになるのかも?
あぁ肉食べたい。
今日はカレー肉うどん。
あっ、これも幸せか。
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日の出
大きな丸に眩い光と闇
今日の太陽と、日の出は少しも変わらない。
変わらないけど、美しい。
コントラストがよく分からなくてもいいんじゃないかな
私もよく分かんないから大丈夫!
美しいとか綺麗とかが分かれば良いんだけど思う。
多分ね。
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