11/5/2024, 8:42:16 AM
哀愁を誘う
うちの部屋で勝手に…何しとんねん、
風が強く吹いた。
誰も居なかった、
忘れよう。
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11/4/2024, 4:58:57 AM
鏡の中の自分に笑いかけると、
鏡の中の自分が笑ってくれるのよ。
彼女は呟く。
人には見えない
「それ」
を相手にすると皆んなから嫌われる。
知っていても見えてしまうので、
嘘つき、嘘つき、嘘つき、
何度言われたことか、
一度だけでいいから、
誰かと笑いあいたい。
❦❧
11/2/2024, 10:26:12 AM
眠りにつく前に彼女に花を添えた。
大きく綺麗な睡蓮。
蒼白くなってゆく彼女の肌に映える大きな睡蓮。
私もそんなに長くは無い。
誰かが呼びかける冷たい声に大きな銃声。
彼女の肌に精血もまた映えるものだな。
綺麗な身を汚したくは無かったが…
まぁこれはこれであり、か。
おやすみ
私の小さなお人形さん
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11/2/2024, 1:52:35 AM
永遠に
続く
事はないけど
来た
のかと
思う時が
来るのかも
寒さ
が聞こえ
濡れる窓
増してくると
ラジオがなる
肌が透き通る
夜景
に
箱庭
有り難う。
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11/1/2024, 8:28:32 AM
理想郷。
大きく広い海のような、
小さく狭い水たまりのような。
高く聳え立つ大樹のような、
低くひっそりとしたナンテンのような。
長く続く未来のような、
短く早い命のような。
理想郷。
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